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樹「超鼻真っ赤笑」
目の前にきた私に笑って鼻を摘まんできた
「もー、痛い」
樹「じゃな、暖かくして寝ろよー」
頭をポンっとされ2軒隣の家に帰った
バカ樹・・・
なんでこんな所で一緒にいるんだよ
家に連れてくんな
バーカバーカ!
それからも2人一緒の所をよく見たけど
先輩が卒業してからは
それもなくなって
私はやっと深く息ができた気がした
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4月身体測定の日
紙を持った樹が私に近づいてきた
樹「おいチビ」
「それ、私のこと?」
樹「お前しかいねーべ」
肩に腕を乗っけて
少し見下ろしてくる
ついこの間までは同じような身長だったのに
いつの間にか10センチは樹の方が高くて
少し見上げる
樹「私だって伸びたもんって
顔してるけど実際お前は俺よりチビなんですぅー」
なんだそれって思ってるけど
きっと身長が伸びて嬉しいんだろうなって
樹の頭をポンポンと撫でた
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作者名:*hana* | 作成日時:2020年12月30日 21時