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今は冬の寒い季節





建物の中だって寒くて吐く息が白い






さわ「あーあ、Aのがお似合いなのになー」





いつかも聞いた言葉に



ふふっと笑った





さわ「Aは?彼氏つくんないの」



「うん・・・好きな人いないし」






私は恋をしたことがない



この時はまだそう思ってた・・・









門の所でさわちゃんと別れ1人で帰ると






さっき一緒に帰ってた女の子が



樹の家の前に立ってた






ガチャっと開いたドア




樹が出て来て






その瞬間に2人を見たくないと思った私は




足早に通りすぎようとした






樹「お、Aじゃんおかえりー」




「・・・ただいま」








自分の家に帰るには




どうしたって樹の家の前を通るんだから





この狭い廊下で見つからないなんてことはなくて



気まずい









なるべく2人が見えないように



マフラーを引き上げる







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設定タグ:田中樹 , 京本大我 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:*hana* | 作成日時:2020年12月30日 21時

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