一通で動いた恋… (ページ8)

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返事… ページ8

Takumi side…

久野姉弟に返事を書いてから
一週が過ぎて返事が来ていた…。

工「あったあった…笑
さてと…本人だって信じてるかな…汗」

先に弟の龍弥くんが書いてくれた手紙を
読むことにしたけど…珍しく長い…笑

工「"たくみ先輩へ！返事ありがとうございます！
スゲー嬉しかったです！正座しながら泣きました！"
応援までしてくれてありがとうございます！
それと食事！あれ本当にいいんですか？！
誰かに撮られたらマズいっすよね？！汗
でも…たくみ先輩が大丈夫なら…会いたいです！
食事にも行かせてくださいっ！俺のLINEのIDを
もう一枚に書いといたんで宜しくお願いします！"」

あぁ～…長いんじゃなくてLINEのIDを書くために
もう一枚使ってくれてたんだ…笑

工「さてと…次はAちゃんだな…笑
"たくみ様へ…素敵なお返事をありがとうございます。
凄く綺麗な字でとても読みやすかったです…///
それとこちらこそ元気をありがとうございます！
えっと～…お食事も誘ってくれて嬉しかったです。
だけどどうしたらいいか分からなかったので
LINEを送るのは止めました…すみません…汗
本当に龍弥と私の三人でお食事しても大丈夫なら
LINEしようかなと思います。ちゃんと社長さんと
お話をしてからまたお返事ください。"」

普通の女の子なら好きな俳優のID送られたら
LINEしてくるだろうに…悩んだんだ…。

それに社長と話してから返事下さいって…
そこまで気にしてくれたんだな～…。

工「この子…絶対にいい子だろうな…。」

返事を書こうと思ったけど…しばらくAちゃんが
書いてくれた手紙を見つめていた…。