スカート履いて、嘘を吐く【日常組】

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「ご飯出来たわよー」





おばさんの言葉でダイニングテーブルに集まり始める
私はもうずっと座ってたから皆が来るのを待つ





「私、Aちゃんの隣！」





「分かった」





席が6個あるからいつも自由に座っているみたい
私が来た時もなんかどこでもいいよって言われたから





「じゃあ いただきます」





『「「いただきまーす」」』





肉じゃがみたいな定番料理を食べるのは久しぶりだなって思う
だって私の家には定番とかが無いから





『美味しい！』





「そうだよ お母さんの料理はどれも美味しいからね！」





「ありがとう いつもAちゃんが来てくれたら、美味しいっていてくれるわね」





『おばさんの料理は全部美味しいですから』





「じゃあこれ余ったらもって帰っていいわよ そっちのお母さんも大変だろから」





『ありがとうございます！』





そっちのお母さんも大変だろうからってどうゆう意味なんだろう
状況とかは言ってないはずだから察されてない限り、普通の優しさだと信じたい





後、やけにトラゾーさんが静かな気がする
家だとこんな感じなのかな 私のせいじゃなければいいんだけど

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