スカート履いて、嘘を吐く【日常組】

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体を揺さぶられた気がしてついに先生に気づかれてしまったかと察しながら
顔を上げるとしにがみくんが目の前に立っていた




「あ！ 起きました 授業終わったんで帰りましょう」




『良かった先生に起こされたのかと思った ごめんね 待たせた？』




「大丈夫ですよ 今先生が教室が出た所です」




バックに教科書を入れながらしにがみくんに状況を説明してもらう
ここで起こしてもらわなければ一生寝てた気がする




『じゃあ行こっか』




「そうですね ぺいんとさん達は女子に捕まってますから迎えに行きましょう」




『そうだね』




と言いながらもしにがみくんにお迎えは任せる
女子の中に混ざる勇気が無い 所詮容姿だけなんだと思い知る




「おーい ちょっと良いですかー ぺいんとさん クロノアさん トラゾーさん帰りましょう」




「ｷｬｱｱｱｱ しにがみくーーん」




またしにがみくんの周りに女子がまとわりついちゃってるから
あれで本当に良かったのかなって思ったけど なんとか払ってこちらに向かってきた




「よし じゃあ行こっか」




今日予定していたカフェへ制服のまま行く
親にはいつもこのことで怒られるけど別に気にしていない

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