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黒side
頑張って挨拶したら
可愛いって言って貰えて｡
無事､褒めてもらったし
慎太郎に胸張って話しかけることが出来たから
俺的には満足｡
満面に喜悦の色を浮かべながら教室に向かっていた｡
『なんか､視線痛くない？』
「そう？」
教室に入れば軽く歓声｡
自分の席に着けばひそひそ話｡
やっぱり､つり合ってなかった……？
俺､変だった？
陰キャがイキがんなって怒られちゃうかな､？
俺なんか､慎太郎に見合うわけなかったんだ｡
「……あの､」
『は､はい！』
ほら､
「そこ､松村くんの席ですよね｡」
「転校生､？」
『俺､松村です｡』
やっぱり､
「え？！」
「ほんとに？！」
「なんで､隠してたの？」
「カッコいい〜｡」
え？
虐められない､？
俺間違ってなかった？
「インスタやってる？」
「LINE交換しよ！」
「お友達になりません？！」
てか待って､人多い…
たすけて､
「ちょっと！」
「北斗困ってるから！」
なんて助けてくれるのはいつも慎太郎で｡
…おれ慎太郎のおかげで変われた｡
あぁ､カッコいいな｡
付き合えて本当に嬉しい､
「大丈夫だった？！」
「変なことされてない？！」
「皆､俺のだから手出すなよ｡」
あぁ､もう｡ほんとに｡
「北斗？」
『平気！』
『ありがとう！』
『大好きっ！』
「ぉわっ！」
今度は俺から抱きついてみる｡
「ちょ､北斗？！？！」
「だ､大胆！」
『んふ､』
なぁーんて､
意外と､やってみた方が良かったり…？
続く
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作者名：澪紋 | 作成日時：2023年1月6日 4時
