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黒side
実は昨日｡
イメチェンしたら､見合うかな…
と思い､樹と京本先輩に相談してみたら
2人とも賛成してくれて､
その後すぐ､慎太郎にバレないように
イメチェン作戦を決行することに…
慎太郎は何が好きなんだろう｡
どうすれば慎太郎に褒めてもらえるかな｡
なんて､慎太郎のことばっか考えながら
京本先輩に慎太郎のタイプを聞いてみた｡
「慎太郎は北斗が笑っていればなんだって褒めるでしょ｡」
『1番困る答えですね…｡』
「だからさ､自分の好きなようにやってみたら？」
「いっそのこと染めちゃうとか｡」
『確かに､』
『ありがとうございます､好きなようにやってみます｡』
『染めるのは怖くてしませんけど｡』
「ちぇっ｡」
って感じで樹んとこの美容室で前髪切ってもらって､
パーマもかけてもらったし
コンタクト買うのも手伝ってもらった｡
久々にわくわくで寝れなかった｡
次の日の朝は京本先輩と登校｡
「落ち着いて慎太郎に挨拶ね？」
『は､はい！』
なんてビクビクしながら登校｡笑
なんだか､学校に行くにつれ目線が…
京本先輩が隣にいるんだもんなぁ｡
凄いや｡
「これ､北斗への目線だからね｡」
『へっ？！』
「心の声漏れてるよ､笑」
「北斗､可愛いね｡」
『ほ､ほんとですか？』
「前から言ってるじゃん｡」
「かわいいって」
『え､あ……その｡』
「テンパんないでよ｡笑」
『す､すみません｡』
「ふはっ｡笑笑」
京本先輩は余裕がある｡
綺麗だし
人気あるし
尊敬する｡
そんなことを考えながら歩いてると
「あ､慎太郎だ｡」
『えっ』
「頑張れ｡」
いつの間にか学校に着いてしまったらしい｡
京本先輩に褒めてもらったし
勇気を出せ､頑張れ松村！
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作者名：澪紋 | 作成日時：2023年1月6日 4時
