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緑side
なんだか､嫌な予感がする｡
昨日は
いつも通り皆が帰った後に北斗を家に送ったし､
いつも通り何事もなく1日を過ごした｡
違和感が全くなかった｡
でも今日はなんだか違和感しかない｡
なんだ､野生の勘？
「よぉ､慎太郎｡」
『おはよ､樹』
『なんだよ､ニヤニヤして｡』
「んー？ちょっとな､笑」
やっぱり､なんかがおかしい｡
樹はなんか知ってるっぽいし…
と思ってたら､遠くから愛しの人の声がする｡
「し､慎太郎！」
「お､おはよ､！」
まさかの､イメチェン｡
「し､慎太郎につり合いたくて､」
「慎太郎にカッコいいって言って欲しいし､」
「が､学校でもイチャついてみたくて…」
「ど､どう､？」
『……｡』
「やっぱ変､だった…？」
『っっっ可愛い！！』
「っわ！」
えー､こちら森本｡
俺の彼女が可愛すぎて抱きしめております｡
潰れるぐらいに腕の中に閉じ込めている最中です｡
「ちょ､苦し…」
『やだ｡』
「っしんたろ､！」
『俺のだもん｡』
『やだ｡』
「はいはい､皆見てるから｡」
「終わりね､」
そう言ってきょもに剥がされた｡
てかいつの間に！
『ぁだっ！』
「今日北斗と来ましたけど､」
「俺のこと眼中に無さすぎ｡」
やっぱり､俺の幼馴染には全てバレてしまう｡
「何から何まで､ありがとう｡京本先輩｡」
「いーえー｡」
なんか､むずがゆいけど
この2人が話してるの､嬉しい｡
てか樹さっきからニヤニヤしすぎ､きも｡
「しんたろ､今日からいっぱい話しかけてもいい？」
『うん！いいよ！！』
俺の彼女可愛いすぎ｡
一生守りたい｡
そしたら､まさかの人気が出ちゃって……
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作者名：澪紋 | 作成日時：2023年1月6日 4時
