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「今の誰？」
開口一番にそれを言ったらチャニョリが少し怯んだ気がして追い討ちをかけた。
「まさか、サセンとかじゃ、ないよな？」
割と綺麗な人だったけど、なんか待ち伏せしてる感じだったし。何かあってからじゃ遅いんだよ。
cy「は？」
すると急に表情を変えて、胸ぐらを掴まれた。
sh「やめろって」
xm「急にどうしたんだよ」
ch「待てって、チャニョラ」
3人が止めに入ってくれたおかげで、直ぐに剥がされてなんともなかったけど....ちょっと死ぬかと思った。
「マジになんないでよ。聞いただけじゃん....」
cy「あぁ、ごめん....」
我に返ったように直ぐに大人しくなったチャニョリ。
いや、元はと言えば俺が悪いけどさ....
「いや、俺もごめん」
cy「さっきの…この間言ってた幼馴染なんだよ」
「え？」
ラブプレ一緒に見たって言ってたあの子？
何も知らないスホヒョンとセフニはもっとハテナマークがいっぱいに見える。
っていうか俺....幼馴染をサセン呼ばわりしたってことじゃんか....あー最低だ俺。
「いや、マジでごめん。サセンとか言って」
cy「いいよ気にするなって」
sh「はいはい、もうその話はおしまい。で？数年ぶりの再会なわけ？」
いや、ヒョン今ぶった切ったけど、ただあの子の話聞きたいだけだろ。
cy「前はたまに会ってたけど、最近は忙しかったからこの間久々に会ったんだ。」
ch「そんでこないだ、その幼馴染の家でラブプレ見て、今週末のライブチケットまであげたらしいで。」
se「お〜ヒョンやりまとぅね〜」
xm「さっきスーツ着てたけど、一般の方？」
cy「そう、いわゆるOLだよ。今上司や同期と飲みに来てるって。」
まぁ一般の人には普通の事だろうけど…
cy「…心配だわ」
聞こえるか聞こえないかのため息混じりの声でそう言ったのを俺は聞き逃すこともなく、だからといって何かするわけでもなく。
「失礼しますビールお持ちしました」
いつの間にか注文されていたビールを持って店員が入って来て乾杯をすると、続々と食べ物も運ばれてきた。
「ヒョン、お待たせ〜」
とその後にカイと付き添いのマネヒョンも入って来たからその話はそこで終わってしまった。
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作者名：あんず | 作成日時：2016年12月15日 2時
