お帰りなさいませっ！ご主人様！【ころん】

23話 ページ24

ころん

僕は分かるよ。

嘘…だよね。

知ってる。

だって、ずっと一緒に居たからね。

飛鳥のそうゆうとこ、

僕はいつになっても好きになれないな。

昔からそうだったよね。

邪魔なものは排除。

だから、お前の事が昔から好きじゃなかった。

でも、幼馴染って事で

親同士も仲が良かったからさ。

仲良くしてたんだよね。

飛鳥「ホントだよっ！」

ころん「は？口の利き方考えろ。」

飛鳥「っ！」

ころん「今の僕と昔の僕は違うんだよ。」

飛鳥「どうして…そんなに変わってしまったの…ころんくん…」

ころん「ーーーってよ…な。」

飛鳥「えっ？」

ころん「ころんくんって呼ぶなって言ってんの。何？あのさ、お前勘違いしてない？」

飛鳥「え…？」

ころん「僕がお前の事好きだと思ってない？でも違うから。僕はずっと昔からお前事嫌いだった。でも、親同士も仲良かったし､､､仕方なく仲良くしてたの。」

飛鳥「っ！な、ん、で…」

そう言ったあいつは、

目から大粒の涙を流していた。

ころん「もう…僕に関わらないで。さようなら。この家から、出ていって…」

ﾀｯﾀｯﾀ

そう言うとあいつは走って行ってしまった。

これで、Aは大丈夫。

安心して？

未来の僕のお姫様。

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