お帰りなさいませっ！ご主人様！【ころん】

10話 ページ11

A

ｺﾝｺﾝｺﾝ

？「入るよー」

この声は…

『こ、ころん様？！』

ころん「うん、ころんだよ？」

『ど、どうかされましたか？』

ころん「どうしたも無いよ！どうして勝手に専属メイド辞めちゃうの？( ･ ･̥ )」

『え、っと…それは…』

ころん様に悪く思われてるから。
私が近くに居ない方がいいから。

ころん「それは？」

『ころん様が…私の事…』

ころん「私の事を？」

『嫌ってるって噂を聞いて、それで､､､近くにいたら迷惑かな…って』

ころん「(･д･｡)は？そんなわけないじゃん！ってかその噂誰から聞いたの？」

『えーと、飛鳥先輩から…』

ころん「あの子から？ふーん、そうなんだ。まず、誤解してるみたいだから言うけど、僕嫌ってないよ？それに､､､辞めないで欲しい…し」

“ 辞めないで欲しい”

この言葉でどれだけ喜んだか、

『ほ、本当ですか？！』

ころん「うん！」

『それじゃあ、また、専属メイドやってもいいですか！？』

ころん「う、うん、いいよ！てか、落ち着いて？」

『あ、すいません。嬉しくてつい…』

ころん「///(それは、反則だって)」

『こ、ころん様？顔赤いですね？熱ありますか？』

ころん「だ、大丈夫だから！」








“ﾁｯ ”
この時ドア越しに舌打ちする音が聞こえたのは、
気の所為かな？

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