愛する人よ【蛇山チアキ】 (ページ7)

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チアキside

フブキ「ほら!!」

ドスッと姫川に背中を押された

『うわぁっ…て…チアキ…?』

結構顔が近くて…

チアキ「っ…いや、なんでもない!!」

僕は恥ずかしすぎて猛ダッシュで姫川の元に戻った

フブキ「なに戻って来てんのよ!!!!」

バシバシ叩かれた

チアキ「だって好きなやつの顔が触れる距離にあってみろよ!!誰だって恥ずかしくなるだろ!!!」

フブキ「あのチアキくんがねー!」

ケラケラ笑う姫川

チアキ「う、うるせぇ!!」

僕は帽子を深く被り直した

フブキ「ふふふ」

チラッと姫川が僕の顔を覗き込んだ

チアキ「っ〜!!」

すると後ろからツンツンと誰かにつつかれた

『チアキ、なんかあった?』

チアキ「!?!?!?!?!?」

僕はびっくりしすぎて後ずさりしまくった

ノーズ「おっと、チアキ。そんな後ずさりすんな」

後ろからノーズの声が聞こえた

『チアキ大丈夫?』

チアキ「あ、えと…あと…ノーズ大丈夫?」

ノーズ「は??なぜ俺に聞く?お前に聞かれてんだろ」

察しろよ!!バカノーズ!!!!