四十七話 ページ48
「な……無効化……」
「此奴大丈夫か？」
「……気絶しているだけです」
そう言って立ち上がる
「貴女が私の物を奪っていたのがただの嫉妬ですよ。でも……そうですよね」
そう言って近くに行けば睨まれる
「貴女のこと、全く知らずにそんな思いさせてごめんなさい」
そう言って抱きしめる
「な……やめて！」
「いえ、離しません。私は弁解もできませんけど、貴女にそれ程辛い事を思わせていたのならば私は謝らなければいけません」
そう言えば、妹は驚いた様に私を見る
「馬鹿なの？」
「そうですね。こういう時、私は普通の考えは出来ないので馬鹿でしょうね」
そう言えば少し笑われる
「……羨ましかった、それだけよ」
「そうですか……」
そう言って離すと妹は下を向く
「……ごめん、なさい」
「……良いですよ」
「は、A……それで良いのかよ」
中原さんが驚いた様にそういう
「ええ、ちゃんと反省しているなら私は構いません。太宰さんも離してあげてください」
太宰さんが離せば妹は一歩下がり
「……姉様、今からする事を止めないでくださいませ」
そう言った瞬間、妹は文字列に包まれた
「ほら！ヤバイって……」
そう言って中原さんが私を引き寄せ庇う
が、文字列が消えると妹は笑っていた
「全員、解きました」
「え……」
「……本当は、姉様とは仲良くしたかったです。でも、今更許されますか？」
「A……信じる気か？」
そう言われて少し考える
「ええ、許しますし、仲良くしましょう」
そういえば、全員が驚いたが私はただ妹の言葉を信じたいと思った
ただそれだけ
「でも、次はないですよ。次やったら……マフィア式の裏切り者の始末をしますから」
そう警告して、私は部屋から出た
「……あれで良かったのかい？」
「ええ、良いんです。私は信じたいので」
「ふーん……中也は納得してないみたいだけどね。芥川君も」
「……そうですね、確かに彼処で騙されてるかもしれませんが、そうなれば次は手加減なしです」
そういえば全員頷く
「これで……終わりか」
「はい。森さんに報告して帰りましょう。太宰さんも芥川さんもありがとうございました」
そう言って帰ろうとして思い出す
一発ぶっ飛ばすの忘れてた
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 正直にいうと後半の妹サイドの話、私は姉側に入り過ぎて自分の様に体調壊すまで痛みますその話はどれくらいで終わりますか。終わっていたらそこから読みたいのですが、どこからか教えてください (2019年5月31日 7時) (レス) id: 8edac39d65 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» ええ、救いようがなくて何か言って入りたびに呆れてしまいます。救えないのです (2019年5月26日 20時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 居ますよね…救いようが無いからなぁ… (2019年5月26日 20時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» そうなんですか？じゃあ……自信持って頑張ります！そうですね。そうなんですか？私のクラスでも居ますね……改心できたら良いのですが、そんな気楽なもんじゃないから嫌ですね (2019年5月25日 13時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年5月12日 15時
