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三十話 ページ31

森さんが手配してくれた部下の方が高級そうなマンションの前に留まり




「此処です」





恐る恐る入ってみるとロビーは綺麗で警備が厳重だった





教えてもらったパスワードを入力して入って中原さんの住んでいる階のボタンを押そうとすると






「一番、上……」






こんな所に住んでるだけで凄いのに……






そう思いながらガラス張りのエレベーターからヨコハマの夜景を見る






到着して部屋に番号が書いたあった為、鍵で開ける






中に入れば、広い






キッチンも綺麗だし、リビングも綺麗






大きな窓は防弾ガラスで、美しい夜景が見える






ベランダに行ってみると肌寒いが、綺麗な夜景に癒される






「でも……する事がありませんね」






なんなら……勝手ですが料理を作ってみようかな……





そう思って冷蔵庫を見れば、十分な材料があった為調理にかかる






どれ位経ったか、玄関が開く音がして中原さんが帰ってきて、キッチンにいる私見て叫んだ






「な、中原さん!?」





「え、あ、あーそっか、そう言えばそうだったな。これから一緒に住むんだった」






……忘れていたようだ






「勝手に料理してしまったのですけど……」






「Aの、料理?マジで?」






私が頷けば少し目が見開いた





「ダメでしたか?」




「いや、嬉しいぜ」





そう言って微笑まれて頰が熱くなるのが判った






中原さんの一言一言が心臓に悪い……






そう思いながら料理をリビングの机に持っていった

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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (4月25日 1時) (レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 正直にいうと後半の妹サイドの話、私は姉側に入り過ぎて自分の様に体調壊すまで痛みますその話はどれくらいで終わりますか。終わっていたらそこから読みたいのですが、どこからか教えてください (2019年5月31日 7時) (レス) id: 8edac39d65 (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» ええ、救いようがなくて何か言って入りたびに呆れてしまいます。救えないのです (2019年5月26日 20時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)
麗華三日月 - 居ますよね…救いようが無いからなぁ… (2019年5月26日 20時) (レス) id: b8888aeaec (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - 麗華三日月さん» そうなんですか?じゃあ……自信持って頑張ります!そうですね。そうなんですか?私のクラスでも居ますね……改心できたら良いのですが、そんな気楽なもんじゃないから嫌ですね (2019年5月25日 13時) (レス) id: 996d91c156 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年5月12日 15時

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