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樹side
自分の朝から晩までのルーティンに慣れてきた頃。今日も忙しい朝が始まる。
ジェ)わぁー、遅刻遅刻〜！
優)ちょ、ジェシー？それ、俺の弁当だけど…
大)あれ、無い！え、どこやったんだろ…
慎)わ、北斗そんなとこいたの？危ないってば！
北)うぅ、うわぁぁぁ〜〜ん(泣)
朝からバタバタだ〜。こんな時は、俺が冷静でいなきゃだな…
樹)はい、ジェシー兄ちゃんと優吾兄ちゃんのお弁当！
ジェ)あれ？あ…
優)ジェシー、遅れそうなら俺の車乗るか？
ジェ)そーする！
優吾兄ちゃんとジェシーのお弁当は解決…あとは、
樹)大我兄ちゃんが探してる資料って、コレ？昨日、テーブルに忘れてたよ〜
大)あ、それそれ！よし、これで会議は大丈夫だ…行ってくるー！
大我兄ちゃんも大丈夫そう…で、
樹)慎太郎兄ちゃん、これお弁当！遅れちゃうよ？行ってらっしゃい〜
慎)おぅ、行ってくるー！
慎太郎兄ちゃんを送り出して、残るのは…
樹)北斗〜、テーブルの下いたら頭ぶつけるよ〜！出ておいで？
北)ｸﾞｽﾞｯ…じゅぃ〜！しんちゃ、おこった…(慎太郎兄ちゃん、怒った…)
樹)だーいじょうぶ！慎太郎兄ちゃん、怒ったんじゃなくて、危ないって教えてくれたんだよ〜
泣き腫らした顔の北斗をそっと抱きしめ、背中を摩ってやると、少しづつ落ち着いたみたい。
樹)ほら、俺らも支度して行こうか？北斗、保育園の準備できる？
北)できる〜！
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作者名：時雨 れう | 作成日時：2023年3月25日 16時
