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樹side
熱が少し下がったので、家に帰ってきた。
ジェ)樹、ご飯食べれそう?
樹)1口なら…ごめ、あ、ありがとう〜
慎)樹、どっかしんどくない?
樹)うーん、ちょっと頭痛いかも…でも、あー、いや…ちょっと横になるわ…
ゆっくり、自分のペースで、無理はしないって決めたんだ。だからこうして兄ちゃんたちに頼らせてもらってる。熱は下がったんだけど、まだ万全な体調じゃないからね…
北)じゅぃ〜?ばんそーこーかえる?
弟にまで世話されてる俺…w絆創膏を変えるのをお願いしたら、嬉しかったらしくて…
樹)まださっき変えたばかりだから大丈夫だよ〜ありがとうね〜!
5分に1回くらいのペースで俺の絆創膏を変えようと来てくれますw
【ママ)樹の本当の気持ち、ちゃんと教えるんだよ…】
俺の本当の気持ち…俺には言えてないお願い事がある…
樹)優吾兄ちゃん、大我兄ちゃん、慎太郎兄ちゃん、ジェシー兄ちゃん、北斗〜
6人-ex樹)なに〜?/どーした〜?
樹)俺、今まで一人で抱え込みすぎちゃったみたい…だからこれからは、兄ちゃんたちにも、家事とか北斗のお世話、お願いしていい…かな?
優)当たり前だよ!
慎)任せなさ〜い!
樹)ふふ笑ありがと!あとね…
もう1つ、贅沢なお願いかもしれないけど…
樹)兄ちゃんたちや、北斗の笑顔を見ていたいんだ…ダメかな?
ジェ)そーいえば最近忙しくて笑ってなかったかも…樹のためなら笑顔でいるよ!
慎)俺も〜!
大)笑顔ね、わかった!
北)えがおって、こーぉ?
そう言いながら無邪気に笑う北斗が可愛くて可愛くて…笑
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作者名:時雨 れう | 作成日時:2023年3月25日 16時