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樹side
家事に、勉強に、北斗のお世話…と大変な日々は変わらず続いている。
岩)樹、ちょっとテストの成績落ちてるけど…まぁ2年生なったばかりだもんな!これから頑張ろうな?
樹)あ、はい…
勉強する時間少ないのが影響してるのか?いや、大丈夫!次また頑張ろう!
ジェ)ただいま〜!北斗〜
慎)ほくちゃ〜ん!
北)はーい!
あ、テスト終わったから受験組(=慎太郎&ジェシー)は部活引退か!だから早く帰ってきたんだ。
樹)2人ともおかえり〜!ご飯できてるよ〜
慎)あ、悪ぃ…俺もジェシーも食べてきちゃった…
マジか!言ってほしかったな…最近、ご飯の連絡もくれなくなっちゃった。
樹)そっか…じゃ、北斗の分だけ用意して…優吾兄ちゃんと大我兄ちゃんは泊まりって言ってたもんな!
北斗とご飯…と思ったら、北斗のご飯の面倒見はジェシー兄ちゃんに取られてしまった。まぁ、これから受験勉強頑張るんだもんね、癒しって大事だよね!…後片付けしてから一人で食べよっと。
北)んま〜!(美味い)じゅぃ〜あーと!(樹ありがと)
樹)へへっ笑ゆっくり食べてね〜
洗い物をして、ご飯を食べて、風呂に入る…そんなんしてたらあっという間に北斗がおねむの時間で…
ジェ)北斗、今日一緒に寝よっか?
慎)俺は朝練…あ、部活引退したんだった!ジェシー兄ちゃん、俺も北斗と寝たい〜
ジェ)じゃ、3人で寝よっか!
北)んー、じゅぃは?(樹は?)
慎)あー、北斗は優しいねぇ〜!樹も一緒に寝る?
本当は、一緒に寝たい…けど、
樹)テストで赤点とっちゃって…これから勉強してから寝るから俺はいいや!ごめんね、おやすみ〜
ジェシー兄ちゃんと慎太郎兄ちゃんのどっちでもいい。少しだけ赤点を心配して欲しかった。勉強見てやろうか?の一言を期待してしまった俺はワガママなのかな?
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作者名:時雨 れう | 作成日時:2023年3月25日 16時