▷眠れない夜【ジャイロ・ツェペリ】 ページ7
Aside
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19世紀末、アメリカ。
史上初の乗馬による北米大陸横断レース
「スティール・ボール・ラン」
私とジョニィとジャイロは、このレースのゴールを目指し、過酷な旅を続けていた。
夜のキャンプにて＿＿
馬の毛並みのブラッシングをみっちりした後
私とジョニィは簡易ベッドに横たわって眠りにつこうとしていた。
しかし、私は何だかイマイチ眠りにつけなかった。
ジョニィはベッドに入って3分も経たない内に寝てしまったようだ。謎に寝付きが良くて羨ましい。
ジャイロの方へ視線を向けると、何やら自分の荷物を整理している様子。
私はベッドから起き上がり、ジャイロの傍まで歩み寄った。
『荷物の整理終わった？』
「嗚呼、今終わったとこだぜ。つうかまだ起きてたのか」
『うん、ちょっと眠れなくて』
「俺もまだ眠れる気がしねぇんだよなァ〜
…コーヒーでも飲むか？」
『…！うん、飲みたい』
そう言い、ジャイロは「ニョホ〜」と笑って
コーヒーを淹れ始めた。
ジャイロの淹れてくれるイタリアン・コーヒーは本当に美味しい。
これを飲む度、疲れや嫌な事も全部忘れてしまう。
毎日飲んでたら糖尿病確定だけど。
「美味い？」
『うん、凄く美味しいよ。
ありがとう、ジャイロ。』
私がジャイロにお礼を言うと、ジャイロは満足そうに笑い
私を後ろから抱き締めた。
『ジャイロ…まだ、眠れない。
子守唄歌って。』
「子守唄ァ？んまぁ別にいいけど
ピザ・モッツァレラ♪
ピザ・モッツァレラ♪
レラレラレラレラ〜♪」
『なにそれ笑』
「【チーズの歌】だぜ！どう？」
『…かなりいいと思う。耳にこびり付くんだよ、レラレラのとこ。』
「だろォ〜！？実は俺も密かに思うのよ」
…なんて、私達は他愛のない会話をして
二人で笑い合った。
眠気も強くなってきたので、簡易ベッドへ移動し
私達はベッドに横たわった。
『…おやすみ、ジャイロ』
「嗚呼、おやすみ。A」
.
おまけ (ジョニィとA)
「昨日の夜、なんか変な歌が聴こえた気がするんだけど…何か知ってるか？A」
『さぁ？夢でも見てたんじゃあないの。』
「夢…か。まだ耳にこびりついてるんだよな…」
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フレンチトースト - 完結おめでとうございます🎂リクエストにも答えていただいて…感謝しかありません!ぴつぁさんの解釈が大好きで、もう見れないとなると寂しい気持ちもあります。私達にグレートな作品を届けてくれてありがとう! (12月11日 22時) (
レス) @page48 id: 71efc36642 (このIDを非表示/違反報告)
とある発酵食品 - 目がァ！目がァァァ！！！尊みで目がァァァ！！！完結おめでとうございます！貴方様の新しい作品を無重力待機していますね！今まで素晴らしすぎる作品をありがとうございます！帰ろう…ジャイロ… (12月11日 1時) (レス) id: 3bb425ad36 (このIDを非表示/違反報告)
ぴつぁ(プロフ) - フレンチトーストさん» とても嬉しいお言葉をディ・モールト・グラッツェ〜！ (12月2日 0時) (レス) id: ca84737996 (このIDを非表示/違反報告)
ぴつぁ(プロフ) - ?どりこく??さん» コメントグラッツェー！！楽しんでもらえて良かったです！ (12月2日 0時) (レス) id: ca84737996 (このIDを非表示/違反報告)
フレンチトースト - スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃…ウェカピポの絶望する感じとブラックモアの逃がさないという執着心…マジェントの余裕のない感じが…グレートでスよ。こいつはぁ〜！！今回もグレードな解釈で…なんかもう最ッッ高です!!救われます……! (12月1日 13時) (レス) id: 71efc36642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMANO x他2人 | 作成日時：2023年6月20日 21時
