▷アイツに女が出来てた件【ディエゴ＋α】 ページ37
※Dioメインだけど荒木荘出ます
※ちょっと長め
〜
ある日の休日のこと。
吉良とドッピオは今日の夕飯の食材を買いに、近くのスーパーへと出掛けていた。
買い物が終わり、沢山の食材が入ったビニール袋を腕にぶら下げながら帰り道をゆったりと歩く二人。
すると、ドッピオが突然「あっ」と声を出して立ち止まった。
「…？どうしたんだい？」
「あれ、ディエゴさんじゃないですか？」
ドッピオが指を指す方向には、何やら女と楽しそうに会話をしているディエゴの姿が目に入った。
「あの女は誰だ…？」
「ちょっと話し掛けてみましょう！」
ドッピオはそう言い、ディエゴに駆け寄って行った。
吉良も不審そうにしながら、ドッピオの元へ駆け足でついて行く。
「お〜い！ディエゴさ〜ん！」
「…あ？」
「怖ッ！そんな睨まなくても…」
ドッピオが手を振りながらディエゴに話し掛けると、ディエゴはあからさまに嫌そうな顔をした。
『ディエゴ君…この方達は？』
「コイツらは俺の同居人でな、名前は吉良とドッピオだ。」
『へぇ〜そうなんだ。初めまして！私はAです！』
Aと名乗った少女はにこりと笑いながら、ドッピオ達に挨拶をした。
その笑顔はとても可愛らしく、思わずドッピオは頬を赤らめる。
そして、吉良がディエゴに近付きながらこう聞く。
「ディエゴ…この子とはどういう関係なんだ？」
「ああ、コイツは俺の彼女だ。」
ディエゴがそう言った瞬間、ピシャン！と雷が落ちたかのように吉良達の体が硬直した。
「「(コイツ/この人……いつの間に彼女なんて出来てたのかッ！？)」」
心の中で二人の声が重なる。
するとその時、誰かの腹が鳴る音がした。
その音にハッとして、二人は我に返る。
『あ、ごめんなさい…今の私です…』
「ん、腹空いてんのか？」
『うん…でも今家に何も無いし、お金もそんなに持ってないんだよね…どうしよ』
と言い、少し困ったように手で顔を抑えるA。
すると、ドッピオが一つの提案を出す。
「なら、僕達の家で一緒に夕飯食べませんか？」
『え、いいんですか！？』
「はい！さっきの買い物で少し食材を買いすぎてしまったので…Aさんの分も作れると思います！
吉良さん、それで良いですよね？」
「嗚呼、私もそれで良いと思うよ。」
『やった…！ディエゴ君、いいかな？』
「……マジかよ」
そう不満げに呟き、再び嫌そうな表情をするディエゴ。
〜
続きます→
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フレンチトースト - 完結おめでとうございます🎂リクエストにも答えていただいて…感謝しかありません!ぴつぁさんの解釈が大好きで、もう見れないとなると寂しい気持ちもあります。私達にグレートな作品を届けてくれてありがとう! (12月11日 22時) (
レス) @page48 id: 71efc36642 (このIDを非表示/違反報告)
とある発酵食品 - 目がァ！目がァァァ！！！尊みで目がァァァ！！！完結おめでとうございます！貴方様の新しい作品を無重力待機していますね！今まで素晴らしすぎる作品をありがとうございます！帰ろう…ジャイロ… (12月11日 1時) (レス) id: 3bb425ad36 (このIDを非表示/違反報告)
ぴつぁ(プロフ) - フレンチトーストさん» とても嬉しいお言葉をディ・モールト・グラッツェ〜！ (12月2日 0時) (レス) id: ca84737996 (このIDを非表示/違反報告)
ぴつぁ(プロフ) - ?どりこく??さん» コメントグラッツェー！！楽しんでもらえて良かったです！ (12月2日 0時) (レス) id: ca84737996 (このIDを非表示/違反報告)
フレンチトースト - スタンドも月までブッ飛ぶこの衝撃…ウェカピポの絶望する感じとブラックモアの逃がさないという執着心…マジェントの余裕のない感じが…グレートでスよ。こいつはぁ〜！！今回もグレードな解釈で…なんかもう最ッッ高です!!救われます……! (12月1日 13時) (レス) id: 71efc36642 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AMANO x他2人 | 作成日時：2023年6月20日 21時
