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「よし!血も止まった!これでよし!と。
本当にすみませんでしたAさん」
「定春ゥ!おまえも謝るネ!」
「クゥン……」
『大丈夫大丈夫!私が定春くんに勝手に触ろうとしたからいけないんだよ!』
「枕は当てちゃうわ、頭ケガさせちゃうわで、本当にすみません。お昼は食べましたか?良かったら僕作るんで食べてってください!」
「ちょうど臨時収入もらったから今日はパァーっと行こうと思ってた所アル!Aもいっぱい食べろヨ!」
『ありがとう!じゃあお言葉に甘えます。私も手伝うよ』
「Aさんはケガしてるんだからゆっくりしててください!ねっ!」
新八くんはそういうと台所に消えていった
「それにしても痩せたアル。大丈夫かおまえ。あのクソサドにいじめられてるアルか?」
『全然っ!最近稽古してもらってるだけだよ!そしたら自然と痩せていったんだよ』
「本当アルか?痩せて綺麗になったから余計に危ないネ!あんなむさ苦しい所いたらいつ乙女の純 血奪われるか分かったもんじゃないネ!」
「ふわぁあぁー……神楽ぁー客でもきてんのか?さっきから誰と喋ってんだ……って!えっ?」
『あっ!銀時さん!いらっしゃったんですね!』
「このアル中侍今起きたアルか?いい加減働けよこのクソニート。」
「待って待って!え?え?もしかしてAちゃん?!どした?めちゃめちゃ痩せてんじゃん!銀さん誰か分からなかったよ!」
そういうとグイグイ近づいてくる銀時さん。
今日も死んだ魚の目は健在だけど、赤い瞳がやっぱり綺麗で吸い込まれそう
「離れろクソニート侍!乙女に近づきすぎアル!性 欲処理のお店ならあっちにアルね!」
ドカッ
神楽ちゃんに蹴り飛ばされて床でのびてる銀時さん
『神楽ちゃんすごい良い蹴りしてるね!どうやってやるの?!今の!』
「私の技はこんなもんじゃないネ!見ててェA〜!こーんなことも!」
「いっでぇ!!おいやめろ神楽」
銀時さんに馬乗りになって技をしかける神楽ちゃん。銀時さんには悪いけど技が見たいから止めない
「こーやってこーやって」
「痛いっての!こら!神楽ちゃぁーん!」
「こんなのも出来るアル!」
ドカッ
「ぬぉおお……」
『す、すごい!!本当にすごい!』
「へへん♪クソニート侍の使い道といったらやっぱりサンドバッグが一番アル!」
それからお昼ご飯ができるまで数々の技を見せてくれた
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年5月14日 22時