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シュッシュッ……シュッ!ザッザッ!シュッ!
刀がまるで踊っているようになめらかな振り方と立ち回りをする沖田さん
『すごい……さすが沖田さん!』
「総悟さまだろィ。」
『あっ、はい総悟さま!』
「この型さえ覚えりゃァ少しは役に立つ。しっかりその醜い身体に覚えさせなせェ。」
夕方は沖田さんに殺陣と間合いの入り方を教えてもらっている(沖田さんの機嫌が良いときだけ)
「おーーい ザキーー Aがよんでるぞー」
『えっ?なんですか沖田さん?!私よんでませんよ?!?』
沖田さんがいきなりヤル気なさそーに山崎さんを呼び出した
「えっ?!Aちゃんが?!?どうしたのAちゃん?!?退兄ちゃんになにか用?!?なになに?」
『えっ……えっ?』
「さっきのやつで...ヤ れ。」
沖田さんに目を向けると恐ろしい顔でそういうと木刀を投げてきた……
『山崎さんごめんなさいぃ……!!』
恐ろしい顔のドSには逆らえず木刀をキャッチして山崎さんをヤ ることにした……ごめんなさい
シュッシュッ……シュッ!「痛いッッ」
ザッザッ 「ちょっとォ?!何急にッ」
シュッ!バシッ!「ぃ痛ェェ!!!!」
「やるじゃねーか。どうですザキの旦那ァ?効きやしたかィ?」
「効きやしたかィ…じゃないよ!もぉぉー!!これ暴行事件んんん!!何で俺で実験すんのぉー!」
『ごめんなさい……山崎さん…』
「Aちゃんは何も悪くない!悪いのは沖田隊長!Aちゃんは悪くないからね!」
「過保護だなザキィ」
「ちょっとォ!謝罪はないのかよぉ!」
『山崎さん私手当てします!!』
「えっ?!?手当て?!しょ、しょうがないなぁーいいの?Aちゃんは優しいなぁほんと。どっかのドSとは偉い違いだねっ!」
「おいA。手当てなんてしてる暇ねェぞ。今のやつあと100回やるまで飯食うなよ」
『えっ!!!』「えっ!!!」
「やんのか?やんねーのか?選びなせェ」
カチャカチャ
『ちょっ!なんでバズーカ?!ど、どこから持ってきたんですか!?』
沖田さんはバズーカを私に向ける……これはドS通り越してサイコパスじゃん!!
「あわわワワ!Aちゃん!やって!100回やるしかない!はやく!手当てなんていいから!」
『は、はい!!』
今日から私の中で沖田さんは
沖田サイコパスバズーカ総悟に改名されたのであった。
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作者名:Zoo | 作成日時:2020年5月14日 22時