【踊り手】あなたのおかげで【めろちん】

１７＊小さな成長 ページ17

めろちんサイド





なんか、よくわかんないけど蜜柑'sキッチンが始まった



A「こんな感じでいーかな…」


そういってクリームを指にからめて舐めようとする

たまにはやってもいいよね


その指を自分の口の中に入れる

あ、美味しい…



＞＞いちゃいちゃすんな�・
＞＞ずるい
＞＞見てられない



あ、生放送中だった


A「え、め、め、めろちん！？」

めろちん「ん？あ、美味しいよ」

A「�・っ////馬鹿！///」


そんなこんなで麺を茹でているおれ

隣ではAがパンを作っている


A「はぁあ…パンなんていつぶりだろ�・？軽く2年は作ってないなぁ…

美味しいかなぁ…？」


ちゃっかりリスナーさんと話しながら作る


麺も茹であがり、後はパンを焼くのみとなった


A「結構時間余っちゃうなぁ�・…歌ってよ�・」



とかいってオーブンの中を見ながら口ずさみだした


A「なんの取り柄もない、僕にただひとつ少しだけどできること�・♪



心踊らせる飾らない言葉、電子音で伝えるよ�・♪


あ、あたしね、めろちんが踊り手やってるって、知らなかったの。


実はあたしも、ダンスできるんだよ？




もう、踊れないんだけどね。


最近、ギルティハーツの人たちに会ったの。

なんか、すごく元気が出て、皆が踊ってるのを見て、すごく、踊りたくなった





…でも、踊れないの。




でも、やっぱり＿＿＿＿」



急に語りだしたと思ったら、そんなことを口走りだしたA


自分のこと、本当考えないよなぁ

倒れるかもしれないってゆーのに



近づいていって頭をなでてあげる


A「どーしたの？」

めろちん「成長したじゃん。A。泣いてもないし、倒れてもないよ」

A「あ。本当だ…」



自然なふわっとした笑顔を見せるA

可愛い…

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