ヨナ「私は、私に出来る限りのことを」 ページ27
私が言ったどの言葉が黒龍の琴線に触れたのかはわからない。
けれど、何かの言葉で黒龍の意思が乱れた。
みんなから一定の距離を取ったところで立ち止まる。
そしてその場でストンと腰を下ろした。
ヨナ「………A?」
恐る恐る声をかける。
黒龍からもAからも返事はなかったけれど、体の鱗や爪が元の体に戻っていった。
ヨナ「A、よね…?」
A「……そうですよ。でも、近づかないでくださいね」
Aが顔をあげて笑いながらそう言った。
目の力も収まってるみたい。
輝いているわけではないけれど、やっぱりあの目はきれいだわ。
A「ヨナのおかげで黒龍の思いが弱まってるだけですから、正気に戻ったらまた攻撃してきます。だから……」
ジェハ「だから?」
A「今の内に、殺してください」
キジャ「なっ…!?」
ヨナ「そんなことできるわけ…!」
そういうとAは『大丈夫』というように笑った。
A「大丈夫ですよ、私は死にません。黄龍が言ったとおり、黒龍はもう死んでるんです。この黒龍の“意思”をどうにかできるのは緋龍の生まれ変わりであるヨナだけです。…助けてくれますか?」
ヨナ「ええ・・・!」
A「じゃあ話します。黒龍の過去を」
ゼノ「A・・・」
A「大丈夫。あまりヨナを巻き込みたくはなかったですけど、ヨナが私を思ってくれるのならば、私もそれに応えましょう。」
貴「では話しましょう。黒龍の過去を」→←貴「見てられないね。この状況も、黒龍も」
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桜華 - 私最近ジェハが大好きーーーーー!!になりました! (2015年4月24日 15時) (レス) id: 806ee2b350 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - デスヨネ~ (2015年4月23日 0時) (レス) id: 806ee2b350 (このIDを非表示/違反報告)
魅(プロフ) - 桜華さん» コメントありがとうございます!さいきんげんじつがいそがしくてかけていなかったのですが、新しいクラスにも慣れたのでこれからまた更新しようと思います(^_^)ゼノは私も好きです!スウォンは好きとかの前にその賢い頭脳を分けてほしいと思ってます(笑) (2015年4月21日 19時) (レス) id: 5560079686 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - とても面白いです!頑張ってくださいネ(*ゝω・*)ノ私はスウォンとゼノが好きです! (2015年4月20日 22時) (レス) id: 806ee2b350 (このIDを非表示/違反報告)
魅(プロフ) - ユウさん» コメントありがとうございます(*´∀`)これからピアノですので、終わったらまた更新したいと思います! (2015年3月12日 17時) (レス) id: 5560079686 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魅」 | 作成日時:2015年3月10日 18時