【HQ】元天才セッターは心を閉ざした。

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主side

練習が終わって片付けがやっぱり少し早く行われた。


終わって私の近くには、澤村先輩がいた。

澤「さっきのこと、、なんだが、、言いたくないなら言わなくていいぞ。。無理にまで言わせたくはない。」


どんだけ主将やってんだごら、、って先輩だった。。すっごい優しいじゃん。。、、


『言わなきゃっておもってたんです。、ありがとうございます』


そう言って微笑むとなにやら、ぷいっと顔を背け、みんなを集めてくると言って行ってしまった。。


『はぁ。、。』


「「あんたなんか居なきゃ良かった」」


「「あんたがいるから」」


「「あんたのせいだから」」



『はぁ。はぁ。、』


急に嫌な思い出がフラッシュバックして、心臓が痛くて痛くて。。


影「苦しそうだけど大丈夫か。。」


んん！！！いつの間に


『大丈夫！、ちょと昔のこと思い出してて』


影「いつでも言えよ。」


そう言って彼は頭にポンッと手を置いた。


それがすごくすごく心地よくて、


『っ。。ありがとう』


また表情が、ゆるまった。

皆が出てくる足音が聞こえて、私もかたせてない、自分のタオルを、バックに入れた。

これからだ。


みんなが集まった。


昔のこと、過去に振り返りながら丁寧にみんなに話した。


いじめを受けていたこと。

烏野に来たのはそれが理由なこと。

バレーをすることがトラウマになったこと。

どれもみんな真剣に聞いてくれた。



心が軽くなった気がした。

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