【HQ】元天才セッターは心を閉ざした。

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主side


『やだなぁ。頭打って、昔のこと思い出して、泣いて。』


昔のことを思い出した。


先輩に、囲まれて、階段から落とされたこと。


色んな嫌がらせをされたこと。



辛かった。なんでこんな目に遭わなきゃ行けなかったんだって。


頭を打った時、階段から落ちた時と同じ痛みが走った。


思い出したくもない、出来事。

一生傷を抱えて生きていか泣きな行けないのかな。



『切り替え。泣くな自分。』



そう思って呟いた時。

後ろを見ると、日向が居た。


日｢どうしたの？？泣くなぁとか思い出したーとか。？｣



げっ、いつから居たんだ、、



『い、いつから。。』



日｢最初から！｣


なんでそんなニコニコしてるの。

なんか調子狂うな。


『そっか。』



日｢昔のこと俺はよく知らねーけどさ！今が楽しければいいんじゃねーの！｣



その一言で救われた。


『ありがと日向。ほっんと、後先何も考えない感じ好きだよw』


なんて笑うと、少し怒って



日｢それ！けなしてんの？！それとも、褒めてんの！！？｣



『どっちも〜？?w』



烏野に来てよかった。


そう思った。

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