【HQ】元天才セッターは心を閉ざした。

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影山side

如月が戻ってきた。

頭は包帯で巻かれていた。
大丈夫だったか？と声をかけた。


やっぱり、運んでくれたこと清水先輩から聞いたのかななんて。



少ししたら、及川さんがまた、ちょっかいを出し始めた。


如月はすごく嫌そうな顔で、知りません。とか、誰ですか。とか言ってる。


それじゃない。

次の言葉が、頭に残った。


｢｢若利とはただの幼なじみです。｣｣


牛若のこと。

若利って。少しもやもやする。
なんだろうこの気持ち。


今日の試合中及川さんに会った時から、牛若って言葉にひっかかってたんだ。


そのまま如月は出ていってしまった。



この気持ちって、なんて言うんだ。



"嫉妬"


なのか。



この時俺は確信した。


俺はあいつが＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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