【HQ】元天才セッターは心を閉ざした。

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影山side

如月が、思いっきり青葉城西の女子の方に駆け寄って行ったのは分かった。


何故そんなことをするんだと、一瞬でそんなことは理解出来た。


相手のレシーブが乱れて、こっちにボールが来ることを理解していたんだ、如月は。



『如月！！！！大丈夫か！！』


日｢A？！！｣



清｢如月さん！｣




返事はない、


ボールは取り損ねとはいえ強烈なボールだった。



武｢如月さん！！、大丈夫ですか！！、｣



少ししても、起きない如月。

流石にまずい。頭に直撃してた。



影｢おれが運びます。！！｣



日｢影山、でも、お前あれだろ、ほら、セッターの｣


影｢今はそんなこと言ってらんねー、よ｣



おれは気がついたら、如月をお姫様抱っことか何とかそんなのをしてた連れていった。


及川さんや、金田一、国見が、驚いた顔をしていた。


まぁ、そうだろうな。俺は、昔はコート上の王様。


"自己中"


だったんだ。



でもそれは昔の事だ、今は、違う。


如月の、呼吸が浅い。



必死で、保健室を探した。



影｢！、すみません！｣


保健室に保健の先生は、いた。

まだ助かった。



影｢お願い出来ますか？。さっき、バレーボールが頭に直撃して、気を失ってて、呼吸が浅くって、、｣


保健の先生も少し驚いた顔で、分かりました、そちらが終わり次第来てくださいね、と言われた。


俺は急いで如月をベットに置いて、体育館へ戻った。

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