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「なあ、てか名前なんて言うん？俺、君のクラスの数学行ってないからさ、」
センラ先生は私の前の席の椅子に座り楽しそうに話しかけてきた。
「AAです…」
「Aか〜！可愛ええ名前しとるな！」
「それはありがとうございます、てか先生他の生徒にもこうやって声掛けて会話するんですか？」
「んー？せんよ〜たまたまAがおったから」
この先生訳分からん、じゃあなんであんなに女子生徒に囲まれるんだ。
「でもいつも女子生徒と一緒にいるじゃないですか。」
「あーあれ？wwあれはアイツらが勝手に寄ってきて媚び売ってくるから適当にスマイルで返してるだけ、俺ああいう感じの女きしょくて嫌いやねん」
やっぱりだ、センラ先生には裏があった。あのサービス旺盛なキャラは作っていたんだ。
「俺さ、冷たいキャラの子虐めたい願望あるねん」
しかも突然爆弾発言をぶっ込んできた。きもい性癖あるんだなこの先生。
「だからさ、Aの事いじめたくて」
「先生…ほんとにセクハラで訴えますよ？」
「まあまあ、生徒も帰ったし平気やろ、」
「勝手に話進めないでください、刺しましょうか？」
彼を見ると確かに私に向けてる目は性的な眼差しにみえる。
すると先生は自分の座ってた椅子を私の椅子の横に置き再び座った。そして私の腰に手を伸ばし指先でスーッとなぞってきた。
「んっ……」
「やっば、えろい声でるやん。くすぐったい？」
「くすぐったいです、やめてください、」
「んー、可愛い声出るって知れたもん辞められるわけないやろ、」
すると突然私の顎に手を添え無理矢理先生の方に顔を向かせてきた。
「なんなんですかほんt…んっ！？」
目を見開くとセンラ先生の顔がドアップで写り、唇には生暖かい感覚。キスされてると自覚するまでに時間はかからなかった。
「ちょ………せんせ、んぁ、やめ、」
抵抗しようと口を開くと捩じ込まれる舌。
「せんせ、ぁ…んっ…」
突然の事で頭が真っ白になり体で抵抗することを忘れていた私はそのキスを受け入れるしかなかった。
しばらくそれは続き1分近くしたらやっと唇同士が離れた。どちらのものかも分からない銀の糸が引かれる。
「はぁ…やっぱお前そそる。このまま続きやっていい？」
「は！？流石にそれは無理ですホントにやめてください」
「まあ、生徒に拒否権なんてないけどな、」
センラ先生の手が私の制服に伸びた。
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作者名：もりん | 作成日時：2021年11月15日 0時
