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「あった……！」
あの後必然と先程センラ先生たちがいた階段を通ることになったが既に彼はいなくなっていて少し安心していた。
そして自分のクラス、2年2組の教室で自分の机をガサガサ漁ったら普通にでてきた私のスマホ。
「よかった帰れる…」
と思い立ち上がった瞬間
「こんな時間まで1人で残って何してるん？」
突然聞こえる透き通った声をした関西弁。
振り返ると教室の入口で扉に手を付きこっちを見ている_____センラ先生がいた。
「あれ？君さっき階段で会った子やん。帰ったんやないの？」
そういい私の方へ近づいてくるセンラ先生、
「ちょっと忘れ物しちゃって…すみませんもう帰りますので失礼します、」
「いや、何帰ろうとしてんの」
「え？」
その場を立ち去ろうと教室の出口に向かうその身体はセンラさんの手によって遮られた。
「……なんですか？」
「まーまーまだ時間あるしここで先生とお話してかん？ほら、自分の席座ってさ」
「私そういうのいいんで、」
センラ先生の手を振り払い今度そこ教室を出ようとする。
「あーもーめんどくさい女やなぁ」
センラさんは私の腰に手を回してきた。
すると彼の手は徐々に上に上がっていて私のバストに触れようとしてした
「っ、セクハラで訴えますよ！」
吐き気がし先生を睨みつけると先生はふふっと笑った。
「こういうの嫌なら先生とお話してくれるよな？」
「……長話嫌いなんで、すぐ終わらせてください。」
ハア、と溜息をつきながら渋々自分の席に着くとセンラ先生は嬉しそうに
「わあ！嬉しいわぁ、先生人とお喋りするの好きでな？君みたいな毒舌な子とも話して見たかったんよ」
と笑いながらしれっと言ってきた。
____________この教師、やっぱり裏ある
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作者名：もりん | 作成日時：2021年11月15日 0時
