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S side
｢んぅ……｣
目を開けると優しく微笑んでくれてるにのがいた。
N｢おはよ、調子どう？｣
｢よく寝た……｣
N｢……でも何回も苦しそうにしてたよ｣
｢うそぉ。てか一晩中起きてくれてた？｣
にのを見ると少し浮かないカオ。
N｢いや、それはいいの。でもさ、最近ずっとあんな……寝られなかったの？｣
｢んー……｣
N｢ほんっとにあなたはなーんも言わない人なんだから……｣
曖昧にはぐらかしたけどバレてるみたい……笑
N｢今の翔ちゃんはストレス溜めるとほんとにやばいってお医者さんが言ってたから。俺が甘やかしてあげる。ちゃんと頼ってよ？｣
ってしばらく入院になった俺のお世話をいっぱいしてくれた。
にのも仕事忙しいくせに毎日来てくれて。
N｢パソコンは没収ね。ゲーム貸したげるから｣
マネに持ってきてもらった仕事道具はすぐに没収。
｢……っは……っはぁ｣
N｢ちょ、翔ちゃん？ もう〜ちゃんと言ってくんなきゃ……｣
俺の異変にはすぐに気づいてくれて大丈夫だよーって。
すっげー安心した。
N｢ご飯食べようね。はい、あーん｣
｢自分で食えるよ｣
N｢あーん｣
｢…………｣
飯まで食わせてくれたよ。笑
他のメンバーも入れ替わり立ち替わり来てくれて……。
松潤が雑誌持ってきてくれたり、智くんが船舶の免許の冊子持ってきて一緒にしよーって言ってきたり。
俺も免許取れるんじゃないかなってぐらい知識ついたよ。笑
明日退院しますってときに来てくれた相葉くんに、にのがまだ過保護だって言ったらさ。
A｢にのさ、泣きながら電話してきたんだよ？ 翔ちゃんが倒れたーって。あれですっごい心配してるんだからさ。受け止めてあげてよ｣
って笑われた。
そっか……そうだよね。
すっげー心配かけたよね。
退院の日もにのは来てくれて。
N｢退院したからって調子乗っちゃだめだからね？ まだパソコンは返してあーげない｣
いたずらっ子みたいに笑うにの。
この笑顔にどれだけの心配をかけたんだろう……。
｢にの。ありがとね。心配かけてごめん｣
って言えばぎゅうって抱きついてきて。
N｢次は泣くからね……｣
って。
大事なメンバー泣かせちゃいけないよね。
以後気をつけます。
____END.
カレン様、いかがでしたでしょうか？
アイディアありがとうございました。
作者櫻宮を好んでますので……長くなってしまいました汗
満足していただけたら嬉しいです。
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作者名：ひな | 作成日時：2018年2月8日 14時
