58話 ページ9
「マティアスは今まで信じられないことを言っては、その全てを現実にしてきました。ハルカもそうですが、そもそも12歳で魔族を単独討伐する人間など存在自体が冗談のようなものです」
陛下「そうだな・・・この期に及んでは、我々にできることは何も無い。マティアス全てをそなたに託そう。マティアス=ヒルデスハイマー、ハルカ両名に魔族対策の準備を一任する!」
マティアス「ありがたき幸せ」
『あ、ありがたき幸せ・・・』
こういう時はこう言うのか・・・
陛下に膝をつくこと自体初めてだから、未だに慣れない・・・
陛下から直接命を仰せ使った私たちはお城の宝物庫に来た
「結界の材料だけではなく、役に立つものは何でもお持ちくださいとのことです」
マティアス「ありがとうございます」
『あ、ありがとうございます』
あまりの黄金に私は目がチカチカしていた
目を細めて見ていると一振の日本刀が見えた
「その剣ですか?その剣は随分と前にどこからか奪った剣だと聞いています」
刀なんて見る目なんて私には無いけど・・・
『抜いてみても?』
「構いません」
刃に血の跡は無さそう・・・
これを使っていた人は人を殺したりはしてなかったってこと?
まぁ、なんにせよ人を守るために使うことに間違いはない
『この刀いただきます(どうか、私に大切な人、大切なものを守る力を貸してください)』
「え?えぇ、構いませんよ」
私が貰うものが決まった頃、マティアスくんも貰うもものを決めたようだった
マティアスくんが持ってきたのは台に刺さってる剣と箱に入ってあったペンダントだった
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noppi(プロフ) - 更新頑張ってください! (2022年10月25日 21時) (レス) @page18 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけているのであれば、光栄です! (2022年8月2日 22時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - シリーズ2も楽しく読ませてもらってます!╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月22日 14時) (レス) @page15 id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:闇黒嶺 x他1人 | 作成日時:2022年6月7日 0時