57話 ページ8
マティアス「しかし、基本的に魔族は協調性がありません。魔族が集結するまでに時間がかかるでしょう。大規模な攻撃があるとしたら･･･そうですね･･･3ヶ月後と言ったところでしょう」
『さ、3ヶ月後･･･』
陛下「残された時間はたった3ヶ月･･･あまりにも短すぎる･･･」
「陛下！このエデュアルト、命をかけて陛下と国をお守りします！」
落胆する陛下
意を決する校長
そんな2人の傍で冷静なマティアスくん
マティアス「大丈夫です。巨大な結界で囲めばいいんです。永続型結界魔法を用意しましょう！」
陛下「永続型結界魔法･･･それは、神造アーティファクトを作るということか？」
マティアス「神造アーティファクト･･･それはわかりませんが、王都の広さであれば中規模結界で足りるかと。第二学園の生徒たちの協力が得られれば、１ヶ月程で準備できるでしょう」
陛下「第二学園だけとは言わず、第一学園や騎士団、魔法師団などの協力も約束しよう。それで材料は何が必要なのだ？」
意気込んだ陛下だったが、次のマティアスくんの言葉に校長諸共再び落胆することとなる
マティアス「60センチ級の魔石を1個、オリハルコン━━アダマンタイト合金を10キロ、それからミスリルを1.5トン」
あまりのテンションの急降下にマティアスくんハテナを浮かべた
「60センチ級の魔石などこの国にはない。ミスリルの確保も数10キロが限界だ。オリハルコンやアダマンタイトなど、国宝のアーティファクトに少しある程度。全部集めても3キロに届くかどうかだ」
マティアス「大丈夫、何とかなります。材料がないなら集めればいいのです」
陛下「トン単位のミスリルも「なんとかなる」のか？我々のいや人類の常識から言ったらありえないことだが･･･エデュアルト、このマティアスは信用できる男か？」
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noppi(プロフ) - 更新頑張ってください！ (2022年10月25日 21時) (
レス) @page18 id: b90efc2fe0 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけているのであれば、光栄です！ (2022年8月2日 22時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - シリーズ2も楽しく読ませてもらってます！╰(*´︶`*)╯♡ (2022年7月22日 14時) (レス) @page15 id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇黒嶺 x他1人 | 作成日時：2022年6月7日 0時
