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37話 ページ38

『わ、私は特に・・・ですが、2つ訂正させてください』
校長「訂正?」
『はい。私が座学であの点数を取れたのは、マティアスくんの教えがあってこそなのです。なので、私の元から持っていた知識では無く、マティアスくんから得た知識なので、すごいのはマティアスくんです。それだけは訂正させてください』
校長「ははは!確かにマティアスも異常だが、そのマティアスから学んだお前も十分に異常なことに変わりはないから心配するな!」

心配するなは心配になるからやめて欲しい苦笑

『それともう1つは、私は完全な無詠唱魔法を使ってる訳では無いんです』
校長「詠唱をしているのか?試験では無詠唱たたと聞いているが」
『正確には、小さな声で簡略化して詠唱しています。簡単に言えば、長々と我が体に満ちる何とかかんとかって言うのではなく、ただ単に技名だけを言っているのです』
校長「なるほど。では、無詠唱は使えないのか?」
『いや・・・』
マティアス「ハルカも無詠唱は使えますよ」
『マティアスくん・・・!?』
マティアス「連帯責任だ」
『なんの!?』
校長「無詠唱が使えるなら問題ない!」

そんなぁ・・・泣

翌日

「これから1時限目の魔法授業を始めます。今日は予定を変更して、無詠唱魔法の授業を行います、
まずは実際に無詠唱魔法が使えるマティアスくんとハルカさんに実演してもらいます」

悠々としているマティアスくんの隣で私は緊張で心臓がバクバクだった

「無詠唱魔法・・・?」
「あいつら失格紋だろ?」

学園の存亡の危機はともかくとして、これがマティアスくんが校長先生に出した条件の1つ
無詠唱魔法の授業の導入

『だからって、私も実演する必要ある・・・?』

小さな声で呟くも誰も聞いてなかった

マティアス「それでは的を頼みます」
「「はい!」」

マティアスくんの指示が出ると先生たちは詠唱で的を空中に上げた

刀を抜いたマティアスくんは【身体強化】を使って空中へ飛び、火を纏わせた刀から小さな火球を幾つも作り出し的を全て燃やした

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みつばち82(プロフ) - え、マギ?!マギも来ちゃうんですか!なにずっとこの話し推します✨尊い…(*´艸`*) (2023年3月19日 0時) (レス) @page41 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
みつばち82(プロフ) - 私マティアス達の話大好きなんです!しかも文スト推しの1人、中原中也の異能きたら発狂ものですよ!!もう大好き!これからも楽しみにしていますね! (2023年3月18日 23時) (レス) @page33 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!そのつもりです!マティアスくんしかいないと思ってます笑 (2022年4月13日 1時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - 今回も面白かったです!落ちは、マティアスですか? (2022年4月9日 1時) (レス) id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!新しく更新しましたので、楽しんでいただけると嬉しいです! (2022年4月5日 11時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2022年3月10日 9時

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