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36話 ページ37

マティアス「・・・いきなり何を仰るんですか・・・」
『そ、そうですよ・・・しかも、校長先生が生徒に頭を下げるなんて・・・!』
校長「言っただろう。この学園では、実力が全てだと。それに、頼みがあるのはこちらの方だ」
マティアス「・・・詳しく聞かせてください」

校長先生は真剣に話をしてくれた

校長「この国の貴族どもがな・・・第2学園のやり方が気に食わんらしい。それで、第1学園のやり方を強制しようとしている。実績では第1の方が上だと言うんだが、その評価基準に大きな問題があるのだ。これは、それぞれの研究成果だ。ちょっと見てくれ」

そう言われて、見せてもらったけど、イマイチ分からない

《何が書いてあるの?》

【念話】を使ってマティアスくんに聞けば

マティアス〈第1学園の詠唱魔法の研究に関しての成果と、第2学園の無詠唱の研究に関しての成果についてだ〉
《あれ?詠唱っていらないんだよね?》
マティアス〈あぁ〉

そこまで話してマティアスくんは驚いた顔をした

マティアス「まさか・・・」
校長「今の学会では、魔法の研究イコール詠唱魔法なのだ。無詠唱魔法の研究は認められていない」

なるほど?
何とか必死に話を追いつく

校長「マティアス、ハルカ・・・お前たちの実技試験での魔法・・・あれこそが我らが求めている無詠唱魔法なのではないか?我々は実績を出さねばならないのだ。この国では年に1度、第1学園と第2学園の選抜生徒で対抗戦を行う。マティアス、ハルカ第2学園の代表として対抗戦に出て、貴族どもの前で無詠唱魔法の力を見せてくれ!」

な、なんか話がすごい方向に・・・

マティアス「話はわかりました。ただし、俺からも条件があります」
校長「条件にもよるが、もちろん可能な限り受け入れよう!」

マティアスくんは校長先生に条件を話し出した

校長「ハルカからもなにかないか?」

マティアスくんとの話を終えてから校長先生は私に話を振った

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みつばち82(プロフ) - え、マギ?!マギも来ちゃうんですか!なにずっとこの話し推します✨尊い…(*´艸`*) (2023年3月19日 0時) (レス) @page41 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
みつばち82(プロフ) - 私マティアス達の話大好きなんです!しかも文スト推しの1人、中原中也の異能きたら発狂ものですよ!!もう大好き!これからも楽しみにしていますね! (2023年3月18日 23時) (レス) @page33 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!そのつもりです!マティアスくんしかいないと思ってます笑 (2022年4月13日 1時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - 今回も面白かったです!落ちは、マティアスですか? (2022年4月9日 1時) (レス) id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます!新しく更新しましたので、楽しんでいただけると嬉しいです! (2022年4月5日 11時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:闇黒嶺 | 作成日時:2022年3月10日 9時

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