32話 ページ33
あまりの出来事に試験官は倒れてしまい、他の試験官が来た
「次、ハルカ」
『はい』
「あなたも失格紋か。まぁ、失格紋なりに頑張れ」
随分と嫌味を含んだ言い方だな
ちょっとイラッときた
『使う魔法は別に、火魔法じゃなくてもいいんですよね？』
「えぇ」
『なら、良かったです(ﾆｯ』
火魔法じゃなくてもいいなら、あれやるか
私は地面に手を着いた
『異能力･･･「汚れちまった悲しみに」』
小声でそう言えば、地面が抉り破壊した
「なっ！」
『先生、これは持論ですけど･･･失格紋だからとか栄光紋だからとか･･･関係ねぇんだよ』
試験官にだけ聴こえる声でそう言えば、小さくはいと言われた
マティアス「で、これはどうするんだ？」
『もちろん直すよ！』
パチンと指を鳴らせば、私が試験する前の状態に戻った
こうして、終わった試験から数日後
試験の結果発表の日
普段、どこか余裕を持ってるマティアスくんも少し緊張してるみたいだった
私は中学から受験してたし、習い事の進級試験とかも受けてたから慣れたな笑
試験会場に着けば、鍛冶屋での女の子がこっちに来た
「あ！いたいた！」
マティアス「おぅ･･･」
ルリイ「こっちですよ！ほら！」
張り出された紙には私とマティアスくんの名前がなかった
やっぱり試験会場破壊したのはダメだったか
マティアス「ダメだったか･･･」
「はぁ？何言ってんの？1番上だよ！2人とも特待生で合格してる！」
『わ、私も･･･！？』
「私たちも当然合格してるから！これから同級生だね！よろしく！」
合格してる･･･？
合格･･･
『やった･･･！』
ルリイ「あ、あの･･･」
『ん？』
合格したことに喜んでると、ルリイさんが話しかけてきた
ルリイ「鍛冶屋ではすみませんでした！」
『ん？あぁ、剣が吹っ飛んできたあれね！大丈夫だよ！気にしてない！私、ハルカよろしくねルリイさん！アルマさん！』
アルマ「どうして私たちの名前を！？」
『どうしてって･･･あの試験一人一人名前呼んでたじゃん？』
ルリイ「そっか･･･」
『改めてよろしくね！』
アルマ「よろしく！」
ルリイ「よろしくお願いします！」
2人と仲良くなった数日後
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みつばち82(プロフ) - え、マギ?!マギも来ちゃうんですか！なにずっとこの話し推します✨尊い…(*´艸｀*) (2023年3月19日 0時) (
レス) @page41 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
みつばち82(プロフ) - 私マティアス達の話大好きなんです！しかも文スト推しの1人、中原中也の異能きたら発狂ものですよ！！もう大好き！これからも楽しみにしていますね！ (2023年3月18日 23時) (レス) @page33 id: f18241e44c (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます！そのつもりです！マティアスくんしかいないと思ってます笑 (2022年4月13日 1時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - 今回も面白かったです！落ちは、マティアスですか？ (2022年4月9日 1時) (レス) id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
闇黒嶺(プロフ) - ララリンさん» コメントありがとうございます！新しく更新しましたので、楽しんでいただけると嬉しいです！ (2022年4月5日 11時) (レス) id: 493ad3773d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：闇黒嶺 | 作成日時：2022年3月10日 9時
