6 ページ9
お手洗いを済ませてはすぐに戻らず遠くから二人の会話を見ていた。
すると、二人はやはり私を怪しんでいるようだ。
スマホの件、挨拶が遅れた件 その事が怪しいと思ったのだろう。
そして、そのまま2人のところに戻った。
コ「Aお姉さんおかえり!」
「ただいま」
そう微笑んだ。
すると、降谷零からとある質問が来た。
安「そう言えば、先程のトーク相手。どんな人なんですか?」
なんで今それを言うの…。
コ「トーク相手ー?お姉さん誰かとお話してたのー?」
「うん。友達と話してたんだ。実は頼まれ事をされてて、先程終わったかどうか聞かれたんです。」
正論、といえば正論だが、嘘にもなる…よね。
コ「それでもう終わった?」
「ううん。まだ。…それが昨日言われたんだよね。」
苦笑いをし、何とか隠せたかな。
すると、いきなり降谷零が個人的に爆弾発言をしてきた。
安「なら、僕が手伝ってあげましょうか?頼まれ事ってやつを。 ほら、2人の方が楽だし。」
これでバレたらおしまいだ。
「えぇ。いや、駄目ですよ。安室さんはここの仕事があるじゃないですか。」
安「いやいや、大丈夫ですよ。頼ませて下さい。」
これじゃ帰れないじゃないか…
「あっ…そろそろ帰らないとだ!帰らせてもらいます!これお金です!では!」
これ以上話すわけにはいかず、適当に理由をつけ、帰った。
そして、私の後ろ姿を2人が怪しんでいた。
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なる。 | 作成日時:2019年1月10日 2時