噂の田中先輩【切原赤也】

44話 ページ46

切原「田中先輩！トレーニング行きますよ！」
貴方「行く、行くから手を繋を離せ！」



朝ごはんを食べ終え、AたちBチームはトレーニング室に向かっていた
そしてAは切原の手をほどこうとするが、思ったより切原の握力は強くほどくことが出来ずにいた






不二「2人とも、仲がいいんだね」
謙也「いや、どう見ても切原が一方的やろ」





貴方「切原ぁ」
切原「はい？」




Aは周りに聞こえないくらいの小さな声で言った



貴方「もしかしてコレ、俺にキスして欲しくてやってるのかな？」
切原「な！なわけないじゃないすか！」




顔を赤くする切原にAは冗談冗談、と言って切原の頭をポンポンと叩いた




白石「トレーニング室着いたで！」
謙也「結構広いんやな」



中に入ると中は広かったが、トレーニング器具はとても少なかった



跡部「何にもねぇじゃねぇの」
侑士「それは言ったらあかんで跡部」



榊「ここの担当は私だ、まぁここのデカい器具は使わずにトレーニングをしようと思う」



榊はホチキスで止めてある紙を見た




榊「まず、下半身だ。同じくらいの身長で2人ペアを組んで肩車スクワット100回！」



貴方「か、肩車！？」



Aは自分の背と同じくらいの人を探す




切原「先輩って何センチですか」
貴方「176.8」
切原「無理じゃないっすか！」←168cm
貴方「しょうがないな」




謙也「A176なん？俺177やで一緒どや？」
貴方「お、いいね」




Aは謙也とスクワットをしに壁の方へ行った



芥川「超重いC〜！」
越前「それ失礼っすよ」



スクワットをする芥川に乗っている越前は言った




謙也「A結構軽いな、ちゃんとご飯食べとるん？」
貴方「食べてるよ、そんな軽いかな」
謙也「まぁ軽くてもキツいことには変わらんわ」
貴方「やっぱキツいんだ...」




謙也はスクワットのスピードを早めた




貴方「え？え？え？」
謙也「まぁ、浪速のスピードスターにはこんなんへっちゃらやけどな！」
貴方「スピード関係ないだろ！」



Aは必死に謙也の頭にしがみつく



謙也「ちょ、A！髪！髪取れてまう！」
貴方「そこは抜けるや！」




Aはつい大阪弁が出てツッコミを入れた






白石「たのしそうでええなぁー」
侑士「ホンマにそう見えるんか？」




白石はAの大阪弁を久しぶりに聞き、懐かしそうな顔をした

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