私の隣は幼馴染 (ページ2)

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それから、嫌な授業も終わって昼。

SR「 Aちゃん… 」

『あ、サランちゃん。どうしたの？』

クラスの中で一番モテるサランちゃんは、ふわふわしてて誰とでもフレンドリーとでも言えるとても優しい子。

だけど、私は彼女が苦手だ。

SR「これ…、ジミンくんに渡してくれないかな？」

私とジミンが幼馴染なことをいい事に、よく私をつかうようになった

最低な時は、チョコ。またある日は、手紙とお菓子。

『 …サランちゃん自分から渡してみたら？彼奴、こっち来ると思うからそろそろってほら来た』

話してると、大きな声でAと呼ぶ声。サランちゃんは、私に

「 …うんっ、ありがとう」

そう言ってジミンのところに駆けつければ、持っていたものを渡す。

何だ、出来るじゃん。

TH「嫌なら、嫌っていえば？」

『っ！？うお、』

いつの間にか私の後ろに立っていたテヒョンは、私の心を読んだかのように言う。

『でも、…嫌われる事はしたくないよ』

…だって、いつ嫌われるかわかんないから

そう付け加えれば、テヒョンは無言で頭を撫でる。

『ちょっ、てひょん？』

TH「 A、御前が誰に嫌われても俺らは居るから。」

ひひ、って笑うテヒョンに、少しだけ安心した。

だけど、それをジミンが見てたってことには気づかずに。