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『恭ちゃんも、ツナたちのマフィアごっこの仲間入りしたんだって？』
笑いながら投げかけられた言葉に、雲雀は書類から目を離した。
「仲間になったつもりはないよ」
『まあたそういうこと言う。恭ちゃんてば、素直じゃないんだから』
足をバタバタさせながら顔を上げると雲雀と目が合った
『？』
雲雀は重いため息を吐き、椅子から立ち上がった。
「中身丸見えだから」
『恭ちゃんの変態ー。どこ見てんのよ』
全然恥ずかしく思っていないAに、雲雀は先ほどより重い息を吐いた。
そんなAにバサッと自分の学ランをかけてやる。
『別に気にしなくてもいいのに』
ぽつりとささやかれた言葉に、雲雀は聞こえないふりをするのだった。
・
「恭さん、見回りから戻りました！！」
丁寧にノックをしてから応接室に入った草壁は、いつも通り報告をした筈なのだが何故か雲雀に殺気を当てられながら睨まれている。
静寂した部屋の中で、何かが聞こえた。
す―…す―…
Aだ。
雲雀の学ランんを腰あたりに巻き付けて気持ちよさそうに眠っているのだ。
草壁は雲雀の殺気の意味を理解し、小さな声で謝罪を述べるのだった。
・
「Aさんが恭さんの学ランを借りてるなんて珍しいですね」
その一言が地雷だった。
草壁は本日二度目となる殺気を浴びることとなった。
「…咬み殺す」
結局草壁は咬み殺される羽目になったのだった。
放り出された廊下で、草壁は何がいけなかったのかと考えてみる。
そこでふと、先週の出来事を思い出した。
いつものように応接室でくつろいでいたAはソファで寝ていた。
その時、確かにAのスカートの中身が見えた。
あの時、雲雀も横にいたためこのことを知っていたのだろう。
中身が見えるのを避けるために、恭さんがかけたものだったのか…。
「…はあ」
草壁はこの時、Aの将来を悟った。
雲雀がいる限り、彼女に彼氏ができないということを。
優しさの独占欲
(恭ちゃん制服ありがと〜)
(この白いのは何？)
(ヨダレだね)
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アル - …あれ？望月のはずが18では如月になってますよ？ (2020年8月18日 16時) (
レス) id: 327b6bf4ac (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - 将来バカップルまっしぐら...www (2015年8月1日 16時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年8月1日 16時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
有栖(プロフ) - レナさん» ＼＼\\ｳｵｵｵ(っ `-´ c)ｵｵｵｵｵ//／／そう言ってもらえると嬉しいです…！3.4話更新したらリクエスト作品載せますね！！ (2015年8月1日 14時) (レス) id: 400dfcaa62 (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - ありがとうございます！この作品、読んでいくうちに「この作品最高！」ってなっていました！更新頑張ってくださいね (2015年7月30日 10時) (レス) id: a3dc584c6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有栖 | 作成日時：2015年7月8日 22時
