Full of love

． ページ10

永side



何故だか分からんけど紫耀が疲れてる様子やったから帰ることにした



紫耀と久々の飯でわくわくしとったけど仕方ない、また今度やな



それに、いわゆる告、白も今度また機会があればしようかなと考えながら



ドアノブに手をつけようとした瞬間



後ろから腕を引っ張られて近くのソファーに押し倒された



「紫耀、どうし



“紫耀、どうしたん？”という言葉は紫耀にキスされたことによって儚く消えていってしもうた



仮にも、好きな人にキスをされてるという現実がこんなにも嬉しいなんて、



だけど、まだキスだけで済んだら良かったけど



紫耀に突然異変が起きた



最初は向きを変えながらキスをしていた紫耀が急に舌をいれてきたんや



紫耀から与えられる快感と同時にこのままではやばいという警報が俺の中で鳴った



「ちょっ、しょ、、ややっ…」



必死に反抗してみたけど、無理やった



そうや、こいつ筋肉ゴリラやった…



だからと言ってこのままではやばい、だけど相手は筋肉ゴリラ



一体どうすればとぐるぐる考えていれば俺の服の中に手が入ってきた



流石にやばい、これはやばいやつだと再び警報が鳴る



紫耀から与えられる快感のせいで力が入らんくなっている俺、、



でも今出せる俺の精一杯の力を出せばもしかしたらいけるかもしれん、



まだ求めている俺の身体を無視して、精一杯頭突きをした



流石に痛かったのか



「いったぁ〜」



と頭をおさえていた



紫耀に触られて敏感になってしもうてる身体を整えながら思いっきり怒鳴った



「なにしてんねん！アホか！」

「うぅ〜、ごめんれぇん、、理性が…切れた、、、れぇんが好きだからぁ、」



え、？す、好き、だから、、？



「す、好きって、、どうゆうことや、」

「あ、、その、、」



え、これって期待してええんか？



「廉のことが好き。えっと、、さっきちょっと手出しちゃったけど、」



“俺と付き合ってください”



え、ほんまに現実なん？俺の都合のいい夢？



「ほんまに？俺でええの、？」

「うん、廉じゃないと無理」



あかん、、、嬉しくて涙出てしまう、



「ご、ごめん！やっぱ手出したからだよね、？本当にごめん！」

「ふはっ、なに焦ってんねん」

「だって、廉が泣いちゃうから、、」

「大丈夫やでこれは嬉しい涙やから」

「え、嬉し、？」



おん、そうやで、



「よろしくお願いします」



俺らの幸せstoryは始まったばかりや

end

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