Full of love

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永side



最近、悩んでいることがある



俺の好きな人が鈍感すぎること



密かにアピールしても気づいてもらえんし



だからって告白は出来ん



もうどうすれば正解なのかよく分からんくなっていた



でも、この気持ちを捨てようとすればするほどに、さらに好きが積もっていってしまう現実に



嫌になってしまうこともあった



そんなこともあってか、最近では上手く笑えなくなってしまって…



あ、でもちゃんと仕事の時はきちんと切り替えてるで？



でも仕事が終わればまた悩んでの繰り返し、



そうしたらいつの間にか食欲まで無くなってしもうて



大好きな白米を見ても食べる気になれんくて



元々ガリガリだった俺の身体はさらにガリガリになってく一方やった



でも、このままではダメやな…



よし、決めた



あいつを呼ぼう



うるさいけど…我慢や、俺















「急に家来てなんて言われてビックリしたよー！でも嬉しい！」

「あーはいそうですか」

「ちょっと！冷たすぎー！」



なんかﾌﾞｰﾌﾞｰ言ってるけど無視しとこ



「ちょっと！無視しないでよーれぇん」

「海人だけやわ」

「もう、絶対にそんな冷たい態度、紫耀には出来ないでしょ！」

「っ…」

「やだ〜！廉ってば顔真っ赤！」

「っ…！もうええから！はよ相談聞けや！」

「分かってるよーだ」











「そっかぁ、廉も大変だね」

「そうやねん、俺、大変やねん」

「それ、自慢げに言うことじゃ無いからね？」

「分かっとるし、」



いちいち言わんでええやん、、



「でも、密かにアピールしてもダメならさ、勝負に出てみたら？」

「どうゆうこと？」

「だから、明日のグループでの仕事の時に紫耀をご飯に誘って
その時に廉が酔ったフリとかして本当の気持ち伝えて見れば？」

「いやいや、無理やて！何言っとんの」



頭大丈夫か？



本当の気持ちが伝えられんくて困っとるんよ？



「じゃあどうするの？何かいい案が廉にあるの？」



っ…、



「無いで、す」

「じゃあ！、明日頑張ってね！僕もなるべくサポートするから！」

「……おん、、ありがとな、」

「うん！いつでも相談にのるからね！」



はぁぁっ、明日…頑張るか

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