凛と咲く少女は夢と約束を背負う革命家

ACT191.覚醒〜マジカルスチーム〜 ページ47

今までの動きを比べるととても軽い、まるで胸のつかえが取り去ったみたいな感じに。
それは私はやっと思い出し気付いたから。
そう、私が夢香になることで強くなるんじゃない。仲間と一緒に強くなることなんだって、今までは夢香と一緒に強くなろうとしてた。
だけど今は違う、もう私は一人じゃない。京介がいる、みんなが、仲間がいる。
家族だって、父さんやお姉ちゃんがいる。
母さん、私はもう、大好きなサッカーをこれ以上嘘をつきたくない。
例え私自身のサッカーをやっても、それでまた私を見捨てるのならそれでも構わない。
私はもう夢香の技は使えない、だから今こそ使う。私だけの必殺シュートを！！。
私はゴール前に着くとシュート体制に入る。

咲凛「これが、私だけのシュート技！！。マジカルスチーム！！。」

ずっと練習してた技、だけど完成できないまま封印してた。
でもその必要はなくなった、もう何も縛るものがないから。

白咲「クリスタルバリア！！。・・・何！？、ぐわぁぁ！！。」

実況「ゴール！！、寺川の新必殺技で同点に追い付いたー！！。」

咲凛「できた・・・？。」

私は得点を見た、そこには2ー2となっていた。

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