ACT36.特訓〜西園信助〜 ページ39
翌日、休日であるため咲凛は私服姿だった。ターボエンジン付きスケートボードで河川敷付近を走っているとおーいと声が聞こえた。
スケボーを止めると河川敷のグラウンドには天馬と信助、三国と車田と天城、葵と木枯らし荘の管理人で天馬の面倒を見ている木野秋がいた。
天馬「寺川さんもこっち来てー!!。」
咲凛は仕方なく天馬達の元へ行く。
天馬「寺川さんも一緒に食べない?、秋姉ぇの料理ってすっごく美味しいんだ!!。」
咲凛「秋姉ぇって、松風さんの姉ですか?。」
天馬「違うよ、秋姉ぇは俺が暮らしてる木枯らし荘の管理人なんだ。それに親戚同士だから。」
咲凛はそうなんですかと言う。
天馬「秋姉ぇ、紹介するよ。同じサッカー部の寺川咲凛って言って選手なんだ。」
秋「すごいじゃない、女の子で選手だなんてヒナミちゃん以来ね。」
秋が懐かしそうに言う。
弁当を広げいただきますと全員が言う。
秋「咲凛ちゃん、遠慮なく食べてね。」
咲凛はおにぎりを一つ食べると美味しいですと言う。
秋は信助にお茶を渡しながら言う。
秋「どう?、必殺技できそう?。」
信助「いえ、まだ上手くいかなくて。」
天馬「信助のジャンプとヘディングがなかなか噛み合わなくてさ。」
咲凛ー秋「2つは欲張りです/かもね。」
見事に意見が一致する。
咲凛「どっちもこなそうとすると中途半端になります。どれか一つに絞る方がいいかと・・・。」
秋「そうね、それに行き詰まったらシンプルに考えてみるのもいいんじゃない?。」
天馬「シンプルにか・・・。」
車田「ヘディングだとシュートの威力に負けちまうんだよな。」
咲凛「・・・ジャンプ力があるのなら脚力はあるのでは?。」
三国「それならキックでボールを防いだらどうだ?。」
信助「キックで・・・。」
天城「でも今よりもーっと飛ばなきゃダメだド。」
信助立ち上がると決意した。
信助「よーし、絶対高く飛ぶぞー!!。」
少し特訓の様子を見ることになった咲凛はアドバイスを入れる。
咲凛「体全体をバネに・・・主に足や膝部分に力を入れ、あとは上に向かって飛ぶみたいですかね。」
信助「上に向かって・・・分かった、やってみる!!。」
信助は何度もチャレンジするも失敗してしまう。
少し時間が過ぎてしまい咲凛はそろそろ行きますと言う。
咲凛「元々用事があったので・・・。」
天馬「用事あったの!?、呼び止めてごめん!!。」
咲凛は気にしないでくださいと言うと再びスケボーを走らせた。
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春空 - マナさん» スマホからコメントします。コツですか?、特にないと思いますけど・・・;;。誰かの視点や自分視点から書くこともあることですかね?。 (2021年4月13日 18時) (レス) id: b7944ac591 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - イナズマイレブンの書き方のコツ?を教えてはいただけないでしょうか? (2021年4月13日 17時) (レス) id: 9e471035c6 (このIDを非表示/違反報告)
春空 - 星猫さん» 天才・・・ではありませんが;;。ただ単に別アニメのキャラをイメージすることが多いだけです。 (2021年4月12日 21時) (レス) id: 6a918ace52 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - ヒナミさん、とっても綺麗で可愛いです!もしかして春空さんは天才ですか? (2021年4月12日 19時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
蒼姫のアクア - 自然の革命男装は孤独でも戦うができました!パスは0412です。 (2021年4月12日 19時) (レス) id: dbfcb43598 (このIDを非表示/違反報告)
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