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この話は必要だと ページ11

エースside

ぺらぺらと自分達の事を話してくれる所にまた少し感心。オクタヴィネル寮生って手の内見せなさそうじゃね?



手の内ってか弱点?ジェイド先輩とかもそうだし…基本的によくわかんねぇヤツらばっかだと思ってたけどコイツだけ自分の手札を良くもまぁ…



『…って何でこんなにものすごく仲が良い訳でもない自分たちに話してくれるのか…不思議そうだね』


「え?そんなに分かる?」


「いーや。こいつたまに人の心呼んだみたいな事する時あるけど全然そんな事ないし普通だから安心しろ。」


「弱点あるのかお前…完璧人間って奴なんだぞ」


「いやあるかもしれないぞ」


『僕の弱点…あるよ。ふふ…僕はゼラチンが苦手でプリンをあんまり食べない』



弱点って…それただ単に嫌いなものじゃねぇーか!と突っ込む。ツッコミに対してはアントゥーンは何も言わない。セーフ…



「こいつの弱点…分かった!きっとアズールなんだゾ」


『なんでそう思ったか聞いても?』


「何となくアイツに似てるからだゾ」



頭を抱えはぁー…と珍しく長いため息を吐き椅子から腰を上げ一言。



『僕の名前はオルガナ。オルガナ…アーシェングロットだ。覚えておけ。』


「ヒョエ…」



ギロっと俺らを睨む。もしかしてグリムお前…地雷の上でタップダンスした?



「オルガナは別に怒った訳じゃねぇけどアズール先輩の足枷になるのは嫌だから苗字名乗らないんだぜ」


「兄弟愛ってのは良いよなぁ〜!俺、兄弟は全部食べちゃったから居ねぇんだよ〜『アントゥーン。行くよ』はいはーい」



残しとけばよかったぜ!と言う言葉にゾッとする。海の世界怖すぎ…

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ウィルゴ・パルテノス - 追加キャラクターでクロークとダガーモチーフのエイの双子兄弟を追加してお話に入れてください (2020年7月17日 16時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)
ウィルゴ・パルテノス - 続きお願いします (2020年7月17日 7時) (レス) id: 97fd350fc4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オリオン座にピース | 作成日時:2020年7月12日 1時

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