校内で迷子になったら先輩に助けられました【ハイキュー】

49話 ページ50

もう私たちは慣れっこだからいいけどやっぱり客観的に見たらやばいお兄ちゃんな事には変わりないのだろう



『当日駅まで迎えには行けないけど大丈夫？』


｢うん！会場で合流しよ連絡する｣


『分かった気をつけてね楽しみにしてる』


｢ありがとう！じゃあ当日ね｣



ピッ

京治のバレーしてる所見れないのは残念だけど本来の目的は達成できそうで良かった

そして疲れたせいかいつの間にか眠ってしまっていた




インハイ当日


新幹線に乗って到着したのは首都東京


中学の修学旅行で来た以来なので観光したい気持ちもあるけど今日はそんなことしてる暇なんてない



スマホの情報を頼りに電車を乗り継いでやっと辿り着いた会場


たくさんの学校ののぼりがあって人も沢山いる



｢京治何処かな｣



梟谷の上りの所に居ると言ってたけどそもそも梟谷の上りを見つけられるかどうかすら怪しい


探し回って10分ようやく見つけた上りの所には正月以来に会う従弟の姿があった



｢京治〜！！｣


｢！A｣



駆け寄ると走ったら危ないと言われお母さん味が前より増してるのはなんでだろうと思う



｢久しぶりだね！また背伸びた？｣


｢この前測ったら3cm伸びてた｣


｢え！？この前まで私より少し高いくらいだったのに. . . . なんか悔しい｣


｢男女の差ってあるからね

Aは相変わらず綺麗だね｣


｢京治なんで彼女いないの？｣


｢バレーで今は精一杯だから｣



京治のお母さんスキルが増してる＋イケメンな性格

もう非の打ち所もない


会わない半年の間に一体何があったんだ



再会を懐かしみながら会場に入り2階席に向かうと


梟谷のジャージを着た人達が座ってた



｢すみません遅くなりました｣


｢赤葦おせーぞ！のぉっ！？なんだその美人！？｣


｢おい木兎失礼だぞ｣


｢すみません木兎さん｣


｢え、ちょ京治、木兎さんて木兎さん！？｣



動揺するのも許して欲しい


だって今目の前に五本の指の1人が居るのだから驚くのも無理ないでしょう


それに一緒に見るなんて聞いてないし



｢この前話した従姉です｣



この流れは自己紹介する感じか



｢えっと、京治の従姉の瀬奈Aです。京治がいつもお世話になってます｣



ぺこりとお辞儀すると木兎さんがソワソワしながら近づいてきた



｢せなせなはさっき俺の名前聞いてびっくりしてたけど俺のこと知ってるの？？｣



. . .せなせなとは？




＿＿＿


中途半端ですが続編に移行します

この小説の続きへ→←48話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す