36話 ページ37
｢ふぁぁぁ. . .眠. . ｣
結局あの後3時間も電話に付き合わされ夜寝るのがだいぶ遅くなった
若干寝坊して何時もより出るのが遅くなってしまった通学路を欠伸をしながらドボドボ一人で歩いていると後ろから声をかけられた
｢そんなに大きな口であくびしてたら虫が入るで｣
びっくりして思わず口を両手で押えて振り返るとそこに居たのは北さん
｢おはようございます北さん。驚かさないでください｣
｢おはよう、すまんなツイや｣
軽く笑いながらスっと隣を歩く
｢今日は朝練はないんですか？｣
｢おん今日はオフの日やからな｣
｢なるほど、じゃあ部活がない日はいつもこの時間なんですね｣
｢そやなぁ大体このくらいやけど今日はばあちゃんの手伝いしとったら少し出るの遅くなってしもうたからいつもはもう少し早いなぁ｣
｢じゃあ私と一緒ですね
私も昨日遅くまで電話してて少し寝坊して出るの遅くなっちゃったんですよ｣
｢寝坊はあかんな。ちゃんと生活のリズム整えんと体に悪いで｣
｢お母さんみたい｣
｢当たり前のことや｣
北さんの正論パンチを受け止め心に刻みさらに歩みを進める
｢昨日はありがとうな｣
｢いえいえ、こちらこそですよ｣
｢侑もあの後調子良くてな瀬奈さんのおかげや｣
｢みたいですねいつもを見てないから分からないけど元気なのはよくわかりましたよ｣
昨日のことを思い出しクスリと笑うと北さんもつられて笑う
このふわふわした空間が心地いい
北さんといるとこういう気持ちになることが多い
｢あと昨日といえば練習終わって瀬奈さんの事追っかけて帰ってきたあとやけに顔が赤くてなぁ
雰囲気もなんか変やったし. . .
瀬奈さんなんか知っらん？｣
ガツンと鈍器で殴られたような衝撃が襲ってきて昨日の一連の流れも思い出す
せっかく及川先輩のおかげ. . .いやおかげっていうのもおかしいけど忘れてたのに
思い出してしまった
いや侑くんの顔みたらどっちみち思い出してたと思うけど！！
かぁぁっと顔が熱くなるのを自分でも感じる
｢！. . .何かあったん？｣
｢いや、特に何も. . . . . .｣
さすがに顔赤くして何も無かったは無理があると思いながらも無いを突き通す
でもやっぱり無理だったようで
｢何かあったやろ｣
｢. . .何も無いですよ｣
｢目ぇ見て言い｣
サッと私の前へまわると両手で私の頬を抑え目を合わせてくる
バチッとあった目がなんとなく離せなくて思わずたじろいだ
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エトワール(プロフ) - 麗さん» ご指摘ありがとうございます。作品を更新する際メモに下書きをしてそれをここで加筆修正しながら投稿しているのですが私が下書きで使ってる夢主ちゃんのデフォ名を消し忘れてました！！本当に申し訳ありません、助かりました。ありがとうございます (2020年11月22日 2時) (
レス) id: ea6765c315 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 21ページ 美命 とありますが誰の事ですか?? (2020年11月21日 16時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
エトワール(プロフ) - マオマオさん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけて本当に嬉しいです。及川さんはこれから出番が増えますので楽しみにしててください！よろしくお願いします^^ (2020年11月19日 19時) (レス) id: 446df64440 (このIDを非表示/違反報告)
マオマオ - 作品とても面白いです！及川さんも出てきてこれから作品がどんな風に展開するのか楽しみです！！更新頑張ってください(●´▽`●) (2020年11月18日 19時) (レス) id: b813efa886 (このIDを非表示/違反報告)
エトワール(プロフ) - むいみおさん» 初コメありがとうございます。2人くっつけようか迷ってます笑更新頑張りますのでご愛読よろしくお願いいたします^^ (2020年10月26日 8時) (レス) id: ea6765c315 (このIDを非表示/違反報告)
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