17人の男達？

2 ページ46

｢あー暑い笑｣




山彰｢北海道なめてたわ笑｣




健太｢こんな暑いと思ってなかった｣




ただいま舞台裏、北海道の暑さで盛り上がってます




いまはスリボのバラードタイム




陸さんがピアノの弾き語りをして壱馬さんと北人さんは




椅子に座ってしっとりと歌い上げてる




翔吾｢Aバテてない？｣




｢大丈夫、休憩のとき冷やしてもらってるので｣




慎｢翔吾さんほんとAのこと気にかけますよね笑｣




翔平｢踊ってるときもずっと見てましたよね笑｣




翔吾｢いろいろと不安でさ笑｣




｢大丈夫ですって笑 玲於さん同様心配しすぎです笑｣




慎｢まぁわからなくもないです笑ねっ、樹さん？｣




樹｢Aは大事な姫だからね？笑｣




｢あ、ありがとうございます///｣




王子様である樹さんにそんなこと言われるから




思わずガチ照れ




その話を聞いてた翔平さんと健太さんは騒いでるけど無視




スリボがStarlightを歌い始めたと同時に




次の衣装を着てセット裏にまわる




着々と近づいてるMCの時間




私はこの時間にみんなに言う




その前に映像が流れて私の半生が映し出される




｢ふぅ〜｣




樹｢息抜きは大事だよ｣




｢樹さん｣




樹｢はい、手出して｣




｢手、ですか？｣




意味がわからず言われたまま差し出す




｢え、これ…｣




樹｢後半これ付けででれば気が楽になるかなって｣




そう言って渡されたのは




樹さんが付けてたネックレス




しかも樹さんのお気に入りで大切なやつ




｢いいんですか、私がつけて…｣




樹｢いいよ、そのために渡したんだから笑｣




｢ありがとうございます｣




樹｢貸して、つけてあげる｣




なぜだろう、なんだか楽になった気がする




｢ありがとうございます、なんか楽になりました！｣




樹｢そっかよかった笑｣




ス｢樹さーん｣




スタッフさんに呼ばれ行っちゃった樹さん




首につけられたネックレスを見ると樹さんに守られてるみたいで心が軽かった




｢ありがとう、樹さん｣




ネックレスを軽く握り小さな声でつぶやく




そして気合を入れ直しスタンバイ




｢よし！行こう！｣




再びステージへとたつ

3→←You

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す