17人の男達？

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家に着くなり俺はすぐ布団にダイブ




さっきのことが頭から離れなくてずっとグルグルしてる




｢わ"ぁぁぁぁぁー！！！！！｣




壱馬｢うわ！なんやねん！｣




｢え、なんもないです｣




いきなり大声を出すから遊びに来てた壱馬さんすげービックリしてた




壱馬｢なにあったんか知らんけど悩んでても同じやで。1回気分転換しんと答え見つからんときもある｣




気分転換ね…




｢風呂行ってきます。｣




壱馬｢おう、俺も部屋戻るわ｣




風呂でゆっくり考えよ




少しは気が楽になるかも






風呂から上がったらリビングに人影があった




｢…A？｣




A｢あ…慎さん…｣




元気なさげに笑うA




絶対なんかあった。頬には泣いたあとがある




Aが座っている横に座り訪ねた




｢なんかあったの？｣




A｢なんもないですよ、大丈夫｣




｢…じゃあなんで泣いたあとあるの｣




A｢それは…｣




｢怖いから？女だって公表して昔みたいにまた男のほうを求められるんじゃないかって思ったから？｣




A｢なんでそのこと…｣




｢玲於さんから全部聞いた。
なんで男として活動するようになったか、なんで俺らに隠してたか。｣




A｢……｣




｢公表してすぐは受け入れるまでに時間かかると思う。俺だってサポメン時代からの付き合いでデビュー日に言われたときは時間かかった。

でも、いま思うのはあこで言ってくれてよかった。男としてもやってけるとは思ったけど知れば知るほど魅力に溢れてるAは男じゃなく素のままでいないとダメなんだって感じた。

『男でよかったのに』そんなこと言われたら俺らがAの魅力を伝えてく。もう絶対に『男がいい』なんて言わせない。｣




A｢ま…こと…さ…んうぅぅｸﾞｽｯ｣




｢泣くな笑｣




A｢だ、だって〜うぅぅぅ( ; ; )｣




泣きじゃくるAにタオルを被せて抱き寄せた




A｢ま、慎さん？｣




｢…大丈夫だから。俺らを信じてもっと頼れ｣




Aは笑顔になって




A｢はい、慎さん！｣




そう言いながら抱き締め返してきた




やっぱりAはそのままが一番だよ

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