○if_森本慎太郎と恋に落ちたら ページ31
｢しんたろ、｣
森本｢ごめん、今忙しい！｣
……避けられてる？
そう気づくまでに時間はかからなかった。
北斗達に相談しても｢さぁ？｣と言うだけで彼らは何も言わないのだ。
ジェ｢お前あの態度どうにかしろよ。｣
森本｢やっべえんだって、ほんと。……あんな可愛かった？｣
田中｢……何、本気でグループ内恋愛しようとしてる？｣
松村｢別に反対とかねーけどさ。……本人なんもわかんねーで避けられてんの気にしてると思うけど。｣
森本｢……だよな。｣
｢ねえ、慎太郎。｣
夜、彼の部屋をノックした。
多分まだ起きてるはず。
｢はーい？｣と、短いような、長いような。
……待ち望んでいたような優しい返事が返ってきた。
｢入っていい？｣
森本｢うん。おいで。｣
ドアを開けて慎太郎が軽く私の背中に手を回して招き入れてくれる。
｢なんで避けてたの？｣
森本｢……ちょっと気持ちの整理。ごめんね。｣
｢……気持ち？｣
森本｢……俺とかから好意寄せられたら気持ち悪い？嫌？｣
そういう意味での好意だと、分からないほどに子供ではいられなかった。
真剣な慎太郎に、真剣に返さなきゃいけない。
分かってるのに、上手く言葉が出ない。
森本｢ごめん、困らせた｣
｢ちが、……私たちの立場考えたら、嫌とか嫌じゃないとかじゃない。……でも。｣
森本｢でも？｣
慎太郎と、目が合う。
それって、そういうことでしょう？
｢……嫌なわけ、ないよ。｣
期待させるとか、そういうことじゃない。
そういうこと言われて意識しないでいられない。
森本｢……本当に？｣
｢……うん。でも、明確に伝えられたわけじゃないから、何も言わない。｣
森本｢……もう少し、待って？……そうだ、明日オフだっけ、出かけない？｣
｢……それは、｣
森本｢デート、してくれる？｣
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けーこ - 楽しく拝見しております！！やっぱりオチはほっくんがいいです！！ほっくんとのからみがもっと見たいなぁと思ってます！！更新大変かと思いますが、続きを楽しみにしています！！ (2019年11月30日 19時) (
レス) id: c9c71ad38e (このIDを非表示/違反報告)
雪晴(プロフ) - あおさん» お返事遅くなってしまって申し訳ございません！とても嬉しいです。高地との話書かせていただきます！ (2019年11月17日 8時) (レス) id: eec748e346 (このIDを非表示/違反報告)
あお(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく拝見させて頂いております。オチの希望ではなく申し訳ないのですが、個人的に担当であるこうち君と兄妹のような癒されるお話をもっと読みたいなぁと思いました。もしお話が浮かんだ際には、是非お願いします！ (2019年11月14日 0時) (レス) id: 526f139d1f (このIDを非表示/違反報告)
やまみほ(プロフ) - オチは､大我くんがいいです。 (2019年11月8日 8時) (レス) id: f11bb027f6 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん - オチは、樹くんがいいです。 (2019年11月5日 18時) (レス) id: e1327cde42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪
| 作成日時：2019年10月25日 20時
