占いツクール
検索窓
今日:419 hit、昨日:228 hit、合計:259,231 hit

1P ページ1

『今日も残業だった…。お菓子齧りながらだったけど流石にお腹減ったな…』

そう呟きながら左手首に付けている腕時計を見ると時計の針は10の数字を指していた。

ため息を吐きつつ空を見上げると月が随分と高いところにある。今日は満月。綺麗な正円も雲に隠れる事無く顔を見せている。

『…なんか、毎日朝早くからこんな時間まで働いて…。…何やってんだろうなあ、私』

生きる為に働くのは当たり前の事だけれど、趣味の時間すら取れず毎日帰ってご飯食べてお風呂入ったら寝て、朝起きたら仕事に行っての繰り返し。休みも殆ど取れず、あったとしても丸一日寝ている事が多い。


空腹と共にふわりと舞い降りてきた眠気に負けそうになりつつ家路へと歩き出す25歳OL五月雨A。ごく普通の平凡な社畜です。今日の夕飯はアジの水煮缶と白米で良いかな、等考えていました。

ーー暫く経って、ある事に気付いた。

『…?あれ、道間違えたかな…』


いつも通りの通勤路を歩いていた筈。足を止めて辺りを見回すと先程月を見上げた所と同じ場所。真っ直ぐ進んでいたのに戻ってくるという事は有り得ない。それ程方向音痴でも無いと思うのだけど…。

そしてもう一つ気づいた事。



後ろを振り返ると街灯が一つも付いていない。

『え…?どういう事?さっき通った時はちゃんと明かり、あったよ…って、ちょっと待って』


前に向き戻るとなんと道の奥からどんどん街灯が消えていく。疲れているせいか訳の分からない状況に混乱して震えながらその場に立ち尽くす。



『そうだ疲れてるから、疲れてるからこんな夢見るんだ…やめてよ…早く起きて私…』



とうとう街灯が一つも付いていない状況になり、月だけが暗がりを照らしていた。
しかしそれだけでは心細く肩に掛けていた鞄を強く抱きしめ、悪魔から覚めるのを待ったけれど一向に覚める気配は無い。


(こわい、こわいよ…夢じゃないのかな…誰か助けて…)


不安に押し潰されそうになっていたその時、




『!っあ……!?』





足元のコンクリートが突然ボロボロと崩れて私はそのまま下へと落ちた

2P→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
494人がお気に入り
設定キーワード:ヒロアカ , 逆ハー , トリップ   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なさ(プロフ) - 夜月 零夜さん» コメントありがとうございます!まだまだ未熟者ですが頑張ります!! (2月11日 13時) (レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
なさ(プロフ) - ありささん» ありがとうございます!とっても天然な主人公ちゃんですが気に入っていただけて嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります! (2月11日 13時) (レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
なさ(プロフ) - レーナさん» 返信昨日ある事に今更気付きましたすみません…!応援ありがとうございます!頑張ります!れんこん! (2月11日 13時) (レス) id: f613967be2 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - 面白かったです!更新頑張ってください!! (2月7日 16時) (レス) id: 3da7626fa3 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ(プロフ) - すごく面白い!主人公ちゃんが可愛い!頑張ってください! (2月5日 23時) (レス) id: 171cb6aee9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なさ | 作成日時:2020年1月29日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。